前作からおよそ半年で届いた〈第2章〉は、引き続き仲の良いトータル・サイエンスらを招き、スペイシーな意匠とブリストル産ならではの重々しいダークさで圧倒してくる充実の一枚に。ダイアン・シャーラメインが歌う“Frozen”などのフューチャー・ソウル情緒から“Inner City Life”のような往年の名曲群を連想させるあたりは、まさにタイトルが示す通り。重厚にしてシンプルな奥行きの深い音作りが何よりかっこいい。