キャリア30周年を誇り、もはやUKの国民的バンドと言ってもいい彼ら。9度目の全英No. 1を獲得した通算13作目は、ピアノとストリングス中心だった前作の音作りから一転、メロディアスなロックが男気溢れるケリーの歌唱で楽しめ、彼ら本来の魅力が凝縮されている。カントリー調のアコースティック・ナンバーも光り、大衆性と熟練の深みが堪能できるヴェテランらしい一枚。