メジャー・レイザー“Lean On”などを歌ったデンマーク人シンガーによる自身名義の4作目。当初から見え隠れしていた勝ち気なボーイッシュ・キャラが、ここに来てサウンドにも上手く投影。哀愁溢れる80年代エレポップから、奔放な00年代エレクトロクラッシュの隙間から見えてくる。アレンジの妙で聴かせるアヴィーチー“Wake Me Up”のカヴァーも舌を巻く鮮やかさ。