OPUS OF THE YEAR 2014
[特集]2014年の100枚+ ~100 ALBUMS YOU MUST BUY~
ゆく年くる年。ゆく音くる音。ゆきゆきて音楽――今年もいい作品は山ほどあったよね!という感慨と共に、この一年も終えることができそうです。でも、新年を清々しく迎えたいなら、これだけは聴くのを忘れちゃダメよ~、ダ(略)
【21】
ムードが熟す機会を窺っていたか、A・トラック&アーマンド・ヴァン・ヘルデンが本作を出した頃合いは絶妙でした。往年のディスコなどを多数ネタ使いしたこのオールド・スクール感! 2013年がダフト・パンクなら2014年はこれ! *山西
【22】
AOR人気からの再評価も何のその、2つの長尺曲を含むこのフュージョン・グルーヴ大作で、若者に媚びない大人の振る舞いを示した角松。でも、あくまで音は爽快で聴きやすいというのが心憎く、やはりその存在感は別格でした。 *山西
【23】
冴えた目つきと狂った手つきでクイック・ミックスを繰り広げるDJ集団の公式盤! いわゆるハードコアからラガにラップにジューク……と日本の地下に広がるヤバいサムシングを繋いだ手腕から浮かぶのは、無軌道さとは別の何か。 *出嶌
【24】
大森靖子や吉澤嘉代子ら女性性をさらしたポップソングで個性を発揮するシンガー・ソングライターのなかでも、文学性の高い筆致を持つ彼女。〈女の物語〉が揃ったこの初フル作でも、1話(曲)完結の作家性が際立っていた。 *土田
【25】
長い下積みを経てアヴィーチー作品に参加し、やっと本作で正式デビュー。ヴィンダール(ロビン・ハンニバルの相棒)が助力した夢見ポップは、共演済みのイギー・アゼリアやエリファントに通じるカラフルな毒を孕んでいて……。 *山西
【26】
ブラック・ヒッピーのアルバムは予想通り出なかったけど、仲間のケンドリック・ラマーとは違うアングルからマッド・シティーを描くバッド・キッドの物語は当然のように全米1位を強奪。怒濤のフロウがG心をそそる! *出嶌
【27】
アルバム・アーティストへの一歩を踏み出し、ロバート・パーマーのカヴァーにブライアン・フェリー客演曲などメロウなダンディスコを披露。クローメオやカインドネス然り、無理に踊らせようとしない余裕ぶりがキザかった。 *山西
【28】
彼のイメージを形成してきた配信曲を盛り込み、(当時の)最新シングルに新曲も加えたベスト盤的な初CD。リリース自体も話題だったが、それ以上に艶やかな“Love Strong”と表題曲は間違いなく2014年に一番聴いた名曲なので! *出嶌
【29】
全力で楽しむ持ち味を意欲的にビルドアップした名作。EDM以降のポップネスをリリカルに昇華した表題曲からトラップの“PARTY CHAKKA-MEN”、m-floをネタ使いした“Nobody”など、世界のポップのド真ん中がここにある! *出嶌
【30】
カニエに倣って神宣言し、スナップあり、カントリーありのこの欲張り盤で引退撤回。表題曲に抜擢されたDJダーヒーが以後ティナーシェを手掛けるなど表舞台へ飛び出した件も、いまなおリリーがヒップな存在である証明です。 *山西
bounceの選ぶ2014年の100枚
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