ダミ声とバリトン声の対比も強烈だったグラミー受賞作『TajMo』以来となる7年ぶりのコラボ盤は、引き続き多種多様なアメリカーナで酔わせてくれる一枚。ルビー・アマンフを迎えたカントリー・レゲエや、カリプソの香り漂うウェンディ・モートン客演曲など、トロピカル風味を加えたナンバーが目立ち、締めの正調アコースティック・ブルースが異質に聴こえるほどです。