
日村の定位置に積まれる恐怖の台本
設楽「だから話を戻すと、タイトルとかを話したときにどう思っているのかなって」
日村「だいたい5月か6月くらいですよ。日程やタイトルを教えてもらうのって」
設楽「日村さんに話すのはいちばん最初だもん。ネタを作る前に大体タイトルを決めて」
日村「そうだよね。それがいつスタートするのかなというのは、ラジオの本番が始まる10分くらい前に、設楽さんとオークラもいつつ、〈ライブ今年もやります〉って聞くんだよね。だいたいそこでタイトルも聞いていたっけ?」
設楽「そうじゃないときもあるね」
日村「そこで大体、紙1枚に概要が書いてあって。そこで今年のはここから始まるんだなって感じで、別にそこで何か思うとかはないですよね」
――そうした例年通りのスタートから、ネタづくりや稽古へと移っていくわけですが、前回のインタビュー(「bananaman Live O」のとき)は近年、台本が出来るのが早いというお話がありました。今回はいかがでしたか?
設楽「今回も早かったね」
日村「うん。ネタが上がるのはめちゃめちゃ早い」
設楽「やっぱり、このところそういう流れになっているんですよね。もちろん台本を作るのに、昔の若い頃よりも時間がないのはないんですよ。あと台本が出来てもすぐに覚えられない。早く台本をあげて練習をいっぱいしないと覚えられないんですよ。というか覚える時間がない」
日村「そうだよね。本当に最近の設楽さんは早いと思う。だから俺がロケか何かに行って、泊まりのロケで2、3日空けちゃうとその間に書いてくれて、帰ってきたら出来ているんですよね」
設楽「そうそう、日村さんは隔週の週末が基本的にいないんですよ。だからその間に台本を書いて、次に会うときに日村さんの定位置のところにもう台本3つくらい置いておくんです。日村さんにしてみたら恐怖だよね(笑)。これを覚えなきゃいけないから」
日村「そうだね」
設楽「で、そこからさらに第1稿、第2稿と直していくからまた覚えなきゃいけない」
日村「バシバシくるもんね。でも、そっちのほうがうれしいというのはあるよね。以前はそれこそ設楽さんがずっと悩んでいる年とかもあったから」
設楽「まあね。台本が出来上がらなくて」
日村「ぶっちゃけそっちのほうが絶対きついんですよ。後々覚えるのは我々だから」
設楽「昔はギリギリまで本を書いていたから。覚える時間のことなんて考えてなかったですね。それでもできていたんですけどね」
日村「必死で覚えてね」
設楽「当日の朝に台本が出来たこともあるし」
日村「やっぱりあの頃よりは自分のなかでも早くしなきゃというのはある?」
設楽「うん、自分も覚えられないし」
日村「たぶん当時は、納得できないから出せないというのはあるよね」