2017年8月、東京・六本木の俳優座劇場にて行われたバナナマンの単独ライヴ「Super heart head market」がついに映像化! このDVDリリースを記念して、タワーレコードではフリーマガジン〈tower+〉の臨時増刊号 〈別冊tower+〉をタワレコ全店にて2月6日(火)より配布いたします!
※別冊tower+の配布開始時間は店舗によって異なります。
※別冊tower+は無くなり次第終了となります。
※タワーレコードオンラインは除きます。
詳しくはおふたりからのお知らせをどうぞ!
さらにこちらのページでは、別冊tower+に載せきれなかったおふたりの超超ロングインタヴュー完全版を公開いたします!
バナナマンの単独ライヴDVD「bananaman live Super heart head market」がついにリリース! そこでワンマンライヴの裏話をうかがい、各ネタを丸裸にしちゃいます!! バナナマンへの独占インタビュー完全版、公開!
――まずは今回のポスターヴィジュアルについて。イメージなどを教えてください。
設楽「これはなんかちょっとアメリカの昔の感じの。60年代の感じで。洋服も全部古着屋さんの感じでね」
――海外で撮影されたのですか?
設楽「では無いですね(笑)」
日村「でもほんとこれ海外っぽいよね」
設楽「スタジオなんですけどね、二子玉だったかな。素敵ですよね」
――毎回ファンの間でもポスターヴィジュアルがかっこよくてお洒落なので楽しみのひとつにもなっています。
設楽「ありがとうございます」
日村「(今回のジャケ写を見て)これかっこいいよね」
設楽「うん、かっこいい」
日村「なんかこれ似合ってるよね、2人とも服がね」
――今回のタイトルに込められた想いやテーマについて教えてください。
設楽「タイトルがね、heartとheadということで心と頭ですよね……ということで、心と頭をテーマにして作りました(笑)」
日村「ふふふふふふ。いつくらいだっけね、これをやるって発表したのって。ラジオのスタジオだっけ?」
設楽「あーそうだね。いつ頃かねぇ。ライブの2~3か月前?」
日村「だよね、それくらいだよね」
設楽「marketを付けるか付けないかの問題があったよね」
日村「そう付けた方がいいって。あれ、superを付けるかじゃなかったっけ?」
設楽「違う、marketだよ」
――語感的な部分でですか?
設楽「そうですね、なんかこう字面とか考えて」
――OP映像や音楽も素敵でした。
設楽「OP映像ってどんなだっけ(笑)?」
一同「(笑)」
日村「えー、どんなだっけなぁ~(笑)」
設楽「音楽はオルケスタ・“バナナゼロ”・ムジカにお願いしたんですけど。俺ら意外と本番中はOP映像ってあんまり観れてないですからね(笑)」
日村「そう、あのOPのとき俺たち超着替えてるから。あれどんなだっけ」
設楽「まぁいい感じでしたよね(笑)」
スタッフ「ポスターヴィジュアル撮影のメイキングみたいな感じで、古い映画のような雰囲気でした」
設楽「あ、そうだね。オークラに昔のフィルム映像みたいにしたいってイメージを伝えて、それを膨らましてもらってね」
――ライブ構成について教えてください。
設楽「タイトルを考えて、ヴィジュアルを最初に撮って、そのあとそこからネタを考えていくっていう流れですね」
――今回のライブの評判についてですが、今回特にリアクションが良かったように感じました。何か反響などを感じたりはしましたか?
設楽「あ、そうですね。感じました。やっぱり頑張ってやったから良かったなって思いますね(笑)。毎年観に来てくれるような人からも、ここ最近の中では一番良かったみたいなことを言われたりしましたね」
――ご自身の出来具合いとしてはいかがでしたか?
設楽「うん、まあ良かったという部分ともうちょっとという部分がもちろんあるんですけど、割とまとまったんじゃないかなとは思いますね」
日村「うーん、そうですねぇ……でも結構ミスってるの多いんですよね、俺(笑)。そういうのもあるけど、でも面白くできたんじゃないですかね」
――ネタ作りや稽古のスタートはいつ頃からでしたか?
設楽「今回は1か月半くらい前からかな? いつもよりちょっと早かったんですよね。稽古場に入ったのも」
日村「そうそう」
設楽「前回やっぱり稽古しないとダメだってなってね(笑)。今回もちょっと間に合わなかったところもありますが、今回は前回よりも頑張ろうっていう、そういう意識があったから、よくできたとかって言われたんじゃないかな」
日村「あーそうだね」
――稽古を始めるための準備などはしますか?
設楽「めちゃめちゃしますよ(笑)。昔の一人暮らしの買い出しくらいするんじゃない(笑)?」
日村「はははははは。たしかに。ドンキとか行って買い占めたり用意したりしますね。1か月以上稽古場にいますからね」
設楽「布団とかベッドとか買って。食べ物から、今回なんて冷蔵庫と電子レンジを新しく買ったよね」
日村「うん、冷蔵庫買ったね」
設楽「もともと昔から置いてある物はあったんだけど、ぶっ壊れてたんですよ。それ使ってたんですけど、みんなでお金出し合ってね。電子レンジは毎回言ってたんだよね、買おうって。もらってきた弁当とかを温め直したいとかって言ってたんだよね」
日村「そうそう」
設楽「電子レンジが入ったことでレンジのご飯とかイケるようになるから。俺が昔一人暮らしをしてた時、電子レンジなんて持ってなかったからね」
日村「いやほんと。また昔は高かったもんね」
設楽「今回、温めるだけのなんて安かったよね」
日村「電子レンジが5000円くらいだったよね」
設楽「だからそういう準備はバッチリで」
――じゃあ快適な稽古生活が送れたわけですね。毎回稽古場での流行りがあるようですが、今回は何かありましたか?
日村「料理はいっぱいやったね」
設楽「そう、メシは自炊。鍋とかは前からやってるけど」
日村「なんかすごい流行ったやつあったよね。……あ、冷や汁だ!」
設楽「冷や汁だね(笑)! 今回ご飯をチンできるようになったから」
日村「そう。チンのご飯を入れてね」
設楽「冷や汁と、あといろんな地方のおいしいやつをお取り寄せとかもしてますから(笑)」
日村「うになめ茸とか」
設楽「あ、うになめ茸が流行ったね! 北海道の」
――おいしそうですね(笑)
設楽「すっっっっげぇうまいっすよ(笑)」
日村「あはははは。そうそう」
設楽「うになめ茸だわ」
日村「うになめ茸だ。……ふふふふふ」
――前回は、そうめんが流行っていましたよね。
設楽「あー、そうめんもやったよね」
日村「そうめんは1回だけやったね。そうそう。でも冷や汁だわ」
設楽「冷や汁だ(笑)。冷や汁食べてた~。あとやっぱりうになめ茸」
日村「ふふふ」
――本編のネタについて。それぞれポイントや苦労した話などを教えてください。
①「voice from the heart」
設楽「まぁオープニングなので、なんか頭で考えることとか心の声とかを感じてもらえるようなですね。音声を録ってやったんですけど、やっぱり考えてやったのと実際に録ったのとではやってみるとだいぶ違ったりで、何回か直したよね。間を詰めたり、言い回しを短くしたりとか。結構これは時間かけてやったから、一番最初にやった時より随分良くなったよね」
日村「そうだねぇ」
設楽「練習しないと動きとかも合わせらんないし。結構こういう音を使ったネタとかって微妙な間で変な感じになっちゃうから」
日村「これはねぇ」
――今回は長ゼリフをサンプリングしていましたが、セリフを覚える量が減るとか、そのあたりはいかがですか?
設楽「そう、覚えなくていいっていうネタなんだけど、でも意外とこれに関してはタイミングがズレちゃうと音の方が勝手に行っちゃって話のつじつまが合わなくなっちゃうっていう」
日村「そうなんだよねぇ」
――逆に大変そうですね。
日村「この音より遅れて動いちゃうとヤバイし、音より若干早くするとか。ま、同時が一番いいんでしょうけどね」
設楽「だから練習は相当しましたよね。これは割と最初に音録ってやりましたね」
――顔や動きでの表現も音とうまく合っていて素晴らしかったです。
日村「あんまり顔もやりすぎちゃうとね、そっちのショーになっちゃうから、これはやっていて難しかったですね」
設楽「ま、割と音を使うネタってよくやるんですけど」
日村「去年もやったけどね」
設楽「そう、ちょっと去年〈あれ?〉ってなったところを、今回はそのリベンジみたいな感じでやったよね」
日村「リベンジだったね」
②「Air head」
――2番目に長いネタでしたね。
設楽「これ、やればやるだけ長くなっちゃったんですけど、初稿は全然違ったんですよ、台本の中とか。結構最初に書いたやつなんですけど、一番始めに〈まぁこんな感じなんだよなぁ、でもまだこのまんまだとなぁ〉と思いながら、一回日村さんに見せたら、日村さんに〈言いたいことはわかるね〉って言われて、俺すげぇ腹が立って(笑)」
一同「(笑)」
日村「はっはっはっはっはっはっは!」
設楽「覚えてないと思うけどさ(笑)。だから昔を思い出して〈もうこれゼッタイ面白くしよう〉って、そこからグワーッて書いたネタですね(笑)」
日村「そうだったんだ(笑)」
設楽「だからなんか昔の感覚でしたね(笑)」
日村「へー(笑)」
設楽「まぁ、たしかにその日村さんに見せた段階ではまだあんまり面白くなくて、〈言いたいことはわかる〉って感じだったんだよ、たしかに」
日村「そうだったんだろうね」
設楽「で、〈あの野郎~!〉って思いながらやって、割とそこからものすごい肉付けをしたんですけど。だから練習しながらもどんどん〈こーしてくれ、あーしてくれ〉って言っていたら、日村さんが途中で〈もうストップストップ! これ以上覚えらんない!〉って言ってね(笑)」
日村「そうそうそう。台本上は面白いんだけど、演じていくと思い付くこともあるじゃないですか。それでどんどん足されてきても、こっちはまだ覚えきれてないからね(笑)」
――セリフ量も多かったですよね。
日村「そうね。これはこいつが勝手にどんどん妄想していくっていうやつだからね」
――いろんな失敗エピソードが入っていましたが実話も?
設楽「思いっきり実話も入ってますよ。日村さんのドジはみんなのドジというかね(笑)」
日村「ふふふふ」
設楽「でも検尿のドジは俺がやったドジだけど(笑)」
日村「はははは」
設楽「でもおしっこしててコンビニの袋がバサッとなったのって日村さんだっけ?」
日村「あれ俺」
一同「(笑)」
日村「おしり拭いた紙で鼻かんじゃうやつは……」
設楽「あれ日村さんでしょ(笑)?」
日村「俺じゃないんだけど(笑)」
設楽「やってはないけど、そういう発想をしたとかいう話をしてたりしてね」
日村「だからあの時はそれ以外にもいろんなドジなやつを考えたよね」
設楽「でも圧倒的に日村さんのドジを入れましたね(笑)」
――ネタの最後のブラックさなども特徴的でしたね。
設楽「俺らのネタとして、昔っぽいのかもね」
日村「うんうん」
――タイミングなどは大変でしたか?
設楽「大した装置じゃないですけど、裏に隠し扉みたいなのがあって。全体通して最初のネタで見せないようにとかはやってましたけど、最後のタイミングとかは決まっていたからそんなに」
日村「ただ、だんだん不安になっていくみたいなのはあって難しかったですね。暗いから見えないものに怯えてるみたいなのとか」
設楽「前からこんな感じのネタはやってたりはしてたけどね」
日村「俺は最初の〈手作り〉っていうセリフがあったんだけど、俺〈て〉ってうまく言えなくて、すっごい〈っっっ……てぇ〉って変な感じになってね。さらりと言わなきゃいけないのに恐怖の間みたいになったりっていうのがありましたね」
設楽「そういうのあるね」
日村「今日はビデオ録りだからちゃんと言えなきゃいけないとかプレッシャーですよね」
設楽「あと、ネタでノートパソコンを用意してもらったんだけど、俺すごいやってる風に打つんだけどさ、誰かのいらないやつだったのか、こう打ってると(キーボードが)ポロポロ取れてきて(笑)。本番でネタやり始めたらすごいポロポロ取れるなっていうのがあったりね」
日村「あるよね」
設楽「本番でいきなり予定とは違った感じで置かれてるとかもたまにあるんだよね」
日村「わかる。あと、このネタって暗い中で座るじゃん。最初座ってて、だんだんこれって俺ちゃんとパソコンの方向いてるのかなとか、不安になるんだよね」
設楽「あーわかるわかる」
日村「パソコン探しちゃって、これちょっと曲がってないかなとか」
設楽「今回、このネタが始まる時が一番忙しいんですよね。他は間に幕間のVTRが挟まってたりするんですけど。で、割とVTRが流れてる時は後ろもその光で明るいから見えるんですけど、ここはオープニングから一番短くて、なおかつ全とっかえで着替えも結構時間かかる感じで、ギリギリで舞台の位置について、パソコンのカチャカチャカチャっていう音から始まるからね。大変だね」
日村「超不安になるの」
設楽「だから昔はよく、お互いを触るんですよ。立ち位置とか、ヒザ触ったりとか。自分だけ前に出てたりしたらやばいってのがあるからね。でも今回のこのネタの場合はお互い背中合わせだからね、不安だよね。だから、定規とか使う物をいろいろ確認して。後半で出てくる小道具の位置とかね」
日村「あったね」
③「different container」
設楽「ヒム子だね。これはちょっと間に合わなかった感があるネタだね、俺は」
日村「これはちょっとねー、歌がもう少しね」
設楽「歌がね(笑)。歌の出来上がりがギリになっちゃったから、練習があんまり出来てないんだよね」
日村「そうだね、もう少し練習したかったよねぇ」
設楽「あれね、詰めきれてないんですよ、全体が。まぁそんなのここで言ったってしょうがないんだけど(笑)」
日村「あはははは。結構ギリギリまで覚えよう覚えようとしたんだけど、覚えきれなかったんだよね」
設楽「そうこれはね、間に合わなかった(笑)」
日村「間に合わなかった(笑)」
一同「(笑)」
日村「申し訳ないというかね」
設楽「ちょっとね、日村さん歌覚えるの早いからということで、このネタを結構あとにしちゃっていて」
日村「あーそうか」
設楽「そしたら意外と覚えづらかったっていうね。だから反省というか悔やまれるネタというか、本当はもっとイケたはずなんだけど、そういうのが全体に影響するんですよね。遅れてきたりとかセリフがふわっとするとか」
日村「ね」
設楽「ま、でも前からのネタのキャラクターが出てくるっていうのはずっとやってる感もあってね」
――たしかにヒム子が出てきた時、お客さんから拍手が上がっていましたね。
日村「それだけにね(笑)」
設楽「悔やまれる(笑)。またいつかリベンジしたいですね(笑)」
――ヒム子を演じている日村さんがすごい楽しそうでした。
日村「そうだね、これ基本的にすごい楽しいんですよ、ずっと楽しい感じのネタではありますし」
設楽「なんか『日村がゆく』(AbemaTV)で、日村さんがオネエと収録した時のオネエの話を稽古中にすごい聞いていて、俺、それがすごい面白くて。それでこれをまんまやろうかって言ってやってたんですよ」
日村「そうそうそう、まんまね」
設楽「ペニクリ~とかね」
――ネタの中で結構丁寧に説明されていましたね(笑)
日村「そうそうそう。〈ありなし〉とかね」
設楽「昔アイスコーヒーとか頼む時に、砂糖とクリーム〈ありあり〉とか〈ありなし〉とか言ってたじゃん。その感じが面白いと思ってね。今あんまり言わないのかな」
日村「あ、でも俺飛行機に乗った時にCAさんには言われたよ。〈ありですか? なしですか?〉って」
設楽「え、どういうこと? ポ○チンがってこと(笑)?」
日村「いや砂糖とクリームよ(笑)。〈ありですか? なしですか? あ、なしなしですか?〉って」
設楽「ふふふふふ(笑)。でもオネエのやつだと〈なしなし〉しかわかんないよね。〈ありなし〉だとどっちがどっちだか」
日村「そうだよね」
設楽「っていう感覚から、キ○タマと竿がどっちがありなしなのかっていう」
日村「竿だけ取ってタマだけ残すなんてありえないってのがすごい面白くて」
設楽「タマだけあったら面白いなぁって言ってね」
日村「たしかに想像したら面白くてね(笑)」
設楽「そう、それだけに悔やまれるネタでした(笑)」
日村「あっはっはっはっはっ」
設楽「まぁまぁしょうがない(笑)」
④「何でだ!」
――これは日本語のタイトルだったようですが。
設楽「いつもタイトルってネタバレしないようにっていうのが一番なんですけど、抽象的でわからないから裏では別の日本語で呼んでるんですよね。一番始めのネタだったら〈オープニング〉とか。で、ギリギリでタイトルを付けていて。だから俺ら英語のタイトル言われても正直なんだかよくわかんないんですよね(笑)」
日村「ははははは」
設楽「通常はネタがバレないようにっていうのがあるんですけど、でもこれはあえて〈何でだ!〉ってそのまんまで。で、これ日村さんがたくさん〈何でだ〉って言うんですよね。低いツッコミの〈何でだ〉とか、〈いや、何でだ〉とか、いろんな〈何でだ〉を言うっていうネタで。しかも〈何でだ〉ってタイトルも付けてるのに、何日目だっけなぁ」
日村「初日」
設楽「いきなり」
日村「〈どした〉って言っちゃって」
一同「(爆笑)」
設楽「あはははは。俺もうビックリしちゃってさ(笑)」
日村「俺もー(笑)。俺もビックリしちゃって(笑)」
設楽「そんなことありえないってね(笑)」
日村「そこ、つかみで一番ウケるとこなのに」
設楽「俺が包帯グルグルのすごい格好で出てくる時にね」
日村「俺がそれを見て〈どした?〉って言っちゃってね」
設楽「俺もう笑っちゃって、嘘だろって思ったけど、やっぱ間違えちゃうんだよね」
日村「こんなミスがねぇ。すごいね」
設楽「今のはDVDには入ってないけど。いやぁ、あれは驚いたね」
日村「驚いたなぁ。でもこのネタすごい楽しかったな」
設楽「これね、面白いよね。バカみたいだから」
――音楽に合わせてステージいっぱい走ったりしていましたね。
設楽「あれ本当は別の曲で考えてて、ギリギリまでドラゴンボールにしようと思ってたんだよね(笑)。別に全然どっちだっていいんだけど(笑)。だから野沢雅子さんのネタとかも入れたりしてたんだけどね」
――あと、このネタ中にスマホで撮影していたシーンがありましたが、その撮影した写真が今回、DVDのタワレコオリジナル特典の〈ステッカー〉として仕上がりました。
設楽「(ステッカーの絵柄を見て)お、出来た? おぉ、すげぇ!」
日村「あ、これうれしいな~」
設楽「これ、超バカみたいだね(笑)。すげぇこれ。これが2枚セットでもらえるんだ」
――ランダムで2枚セットになります。
日村「これすごいね(笑)。躍動感あるね」
設楽「ジャンプもしてね」
――すごい瞬間のショットですね。
設楽「すごいねぇ。毎日撮ってたから一番いいやつをね。これ日村さんおもちゃみたいだね(笑)」
日村「ねぇ、出てない?」
設楽「え?」
日村「キ○タマ」
一同「(爆笑)」
日村「キ○タマ出てたら最悪だからさ(笑)」
設楽「キ○タマ出てないよ(笑)」
日村「これはやっていて本当気持ち良いネタだったね、笑いの仕掛けも山ほどあったから。面白いですよね、どんどんそれを繰り出していくっていう」
――日村さんがずーっと歯を磨いていたり。
日村「これは毎回長さが違って、すごい長い時もありました。笑うまでやろうって。全然笑ってくれないから磨くしかないっていう(笑)。3~4分磨いてた時もあったかも(笑)」
設楽「あと奇跡的なことがあってね。この日村さん演じる芸能人の衣装を頼む時に、〈そこまで若手じゃない、かと言ってすごい大物の感じでも無いね〉〈年齢は俺らくらいだけど、格好をちゃんとしてる感じがいいよね〉っていろいろ話をしていて。やっぱり我らがリーダー、渡辺正行の存在を考えて〈あ、リーダーみたいな格好かな〉って言って、リーダーの画像を検索して、〈リーダーが着ていたこんなイメージの衣装を借りれたらいいよね〉って衣装さんに話をして頼んだんですよ。で、頼んだやつが何パターンか来たんだけど、それが本当にリーダーに貸し出しをしていたっていう衣装で」
日村「たまたまだよね」
設楽「そう、〈このイメージ〉って言ったやつが、まんま来たっていう」
日村「だから俺が着ていた衣装、リーダーが着てたやつなんです」
設楽「この日村さんが着てる黄色のレオタードとかも最初はネット通販とかで買ったやつでやっていたんですけど、日村さんがうまくツルンって脱げるやつが無くて、これは作ってもらってね」
日村「そう、作ってもらった。僕だけの特注です」
設楽「何着か作ってもらってね。収録の日は新しいの着てたよね」
⑤「赤えんぴつ」
――一番タイトルとテーマの芯を捉えている内容だと感じました。
設楽「そうですね、じつは〈赤えんぴつ〉はいつもタイトル通りというか、割とそういうことをしゃべるんですよね。ま、わけわかんない感じだけどね(笑)」
日村「でもいいこと言ってるんだよね」
――今回、歌の練習などは?
設楽「〈赤えんぴつ〉は、いつもネタ自体後半に作るから、だから全体的に統括したことをさせたりするんだけど。歌は、今回早めに出したよね?」
日村「うん。歌は今回上手にできたよね」
設楽「うん」
日村「いつも本番で練習してるみたいな感じだもんね(笑)」
設楽「歌がどんなだか全然思い出せないけど(笑)」
日村「俺も思い出せない(笑)」
設楽「ほんと忘れちゃうんだよね(笑)」
――花火大会の話ですね。
設楽「そうだ! そうだよ、あれは結構な物語だよ」
日村「そうよ、大作よ」
設楽「そうだそうだ」
日村「あと、なんか今回すぐにタンクトップが切れたよね。〈切れ目入れてるんですか?〉って言われるんだけど、入れてないんだよね」
設楽「うん、入れてない」
日村「だからきっと上手くなっているんだろうね。切る方も切られる方も(笑)」
設楽「赤いタンクトップが最近あんまり売ってないんだよね」
日村「本当に売ってないの」
設楽「だからこれグッズで作ろうって話したんだけど、赤いタンクトップなんて売れんのかって言ってね」
日村「そうそう、着てるやついないもん。この時の俺と、あれだね、エルシャラカーニ」
設楽「あははははは。ボケの方のね」
日村「その2人しか着てないっていう(笑)」
設楽「1回ビリってやったら全裸みたいになっちゃった時あってあれは笑いそうになったよ(笑)」
日村「笑いそうになるよ本当に。あるよね、〈こんなに綺麗に切れるの?〉って」
設楽「で、着せたりしてね、その切れた紐だけを(笑)。そうすると面白くなっちゃうんだよね」
日村「首にちょっと巻かれたりね。面白いネタだよ」
⑥「Incident in the mountain」
――これは一番長いネタでした。
設楽「最後は割と長めのやつをね。ラスネタは今までやってきたいろんな要素を取り込んだネタですね。俺が外国の人になったりとか、恋愛がテーマとか、1人2役とか」
――1人2役は初めから決めていた設定ですか?
設楽「そうですね、1人2役は初めから決めてやりましたね。物語が複雑になると、2人ではやりきれない部分もあるんですよね。あとは舞台を観ていて、1人が2人を演じると面白いなっていうのがあって。いつくらいからやり始めたかわからないですけど、割と僕らのネタではやる設定ですね」
――2役演じるのは難しくないですか?
日村「いや、正直言うと、今回のはすごく楽しくて、やりにくいって言うのはまず無かったですね。要するに、次に自分が何をやるかっていう悩みがないんですよね。それよりも話があるからやりやすい。1つの設定でずーっと引っ張っていくよりも、むしろこっちの方がすごいやりやすかったっていうのが強いですね」
設楽「お話があると割と早いんだよね、覚えやすいし」
日村「早いね。次あれだってのがわかってるから」
――早移動も印象的でした。
設楽「やっぱり生で観てるとそういうの楽しいですよね。だからそういうギミックみたいなノリはやりたいって思ったけど、でもそういうのはそんなにはできないよね。〈いたはずがいない!〉みたいな風に思ってくれるといいですけど。これもね、後ろの扉使ったりしてね」
――全体を通して練習は大変でしたか?
設楽「練習は日村さんと別々にやるんですよ。台本書いて日村さんに持っていくんですけど、日村さんはもうひとつ別の会議室を借りていて。そこにタイトルが書いてあって」
日村「ホワイトボードにね」
設楽「で、その横に、その時のできる点数が書いてあって。50点とか80点とか。見ると割といい点数だったんですよ。で、実際に俺と合わせてみたら全然できなくてね(笑)」
日村「それはしょうがないもん」
設楽「いつもそうだよね、だいたい(笑)。一番苦労したのはやっぱりヒム子じゃない? 歌があったから」
日村「そう、もうこれは歌込みのネタとしても最後のギリで、歌えないな~っていう不安が全部いっちゃってた」
設楽「あとはセリフで一番苦労したのは、オフィスのやつじゃない?」
日村「あ~そうね、たしかに」
――逆に一番のお気に入りポイントはありますか?
設楽「結構いろんなネタであるけど、オフィスのネタで、日村さんがパソコンを検索していて、見つけた時にこうやって画面を見るシーンがあるんですね。で、日村さんが最近老眼になってきて、携帯とかを見る時にアゴを引いて目を見開いて下唇出して見るんですよね、普通に」
日村「うん、やるやる」
設楽「それで、このパソコン見る時も〈そういう風にして見てくれ〉ってお願いしたんですよね。そういうとこかな」
日村「あはははは。そう、最近ほんと老眼が激しくなってきてねぇ。だから飲み屋のメニュー見る時とかも、ほぼあの顔してると思います」
設楽「あっはっはっはっは」
日村「見えないからね(笑)」
設楽「あと、このステッカーになってるシーンもやっぱいいよね。面白えんだよね」
日村「面白いね」
――日村さんはいかがですか?
日村「俺もオフィスのネタなんですけど、このネタを観る時〈どっちの役の心境になって観てるのかな〉って考えるんです。俺は設楽さんの方の主観で観ていて、俺がパソコン打っていて〈あのさ~〉とかって話しかける時の設楽さんの表情が結構好きで。〈こいつ、またしゃべりだしたよ〉っていう設楽さんのあの顔が好きなんですよね。あの顔。その辺を観てほしいですね」
――お互いに素敵ですね。映像特典も盛りだくさんで。
設楽「そうですね。しゃべってる部分に絵とか文字つけたりとかするのをここ最近ずっとやってますけど、面白いですよね」
日村「そうだね」
――今回、タワレコスタッフからお2人への質問を募集しました。たくさんあったのですが、1つだけ選ばせていただきました。「質問:バナナマンさんから見た作家・オークラさんのチャームポイントを教えて下さい」
設楽「チャームポイント?」
日村「オークラにチャームポイントってあるの?」
一同「(笑)」
設楽・日村「うーん(笑)」
日村「チャームポイントって何、あの人の(笑)。あ、でも〈あの人の肌きれいだな〉っていっつも思う」
設楽「あー肌ね」
日村「本当に綺麗。いや~もう、俺はあの肌に憧れる」
設楽「あー、モチモチしてるね。オークラは女系家族だから、そういうのもあるのかな。女の子みたいな肌してるね」
日村「それあるね。ほんと綺麗」
設楽「首から下でしょ?」
日村「そう首から下! この辺の肌がものすごい綺麗」
設楽「首から上はあいつボロクソだもんな(笑)」
一同「(笑)」
日村「首から下はシミひとつ無い、きれーな肌で」
設楽「肌ね、もち肌」
――あとは、25周年ということでお祝いや応援の声も多かったです。
設楽「あ、今年25周年だっけ」
日村「何がですか?」
設楽「俺らがでしょ?」
日村「あ、俺らか!」
設楽「あぁ、ありがとうございます」
日村「ありがとうございます」
設楽「25周年かぁ、すごいなぁ」
――今後のますますのご活躍を心よりお祈りしております。ありがとうございました!
〈こぼれ話〉
インタビュー後、タワレコ特典のステッカー絵柄を改めて見て、設楽さん「これ、ハズレじゃない?」日村さん「いや元々ハズレとか無いでしょ」設楽さん「これ逆1位じゃない?」日村さん「そうだね(笑)」など楽しそうに会話をしていました。ぜひ特典ステッカーをゲットして、お2人が言っていた「逆1位」の絵柄はこれかな?など予想して楽しんでみてください。