読んだ本より書いた本の方が多い
――楽しみにしています。では、今回書籍を発売されたということで、最近、何か読んだオススメの本などがありましたら教えていただけますか?
「基本的に活字を読むことは、小さいときから苦手なんですよ。これまで読んだ本より自分が書いた本の方が多いくらいで(苦笑)。性質としてせっかちだからかなあ。行を飛ばして読んじゃうもん、平気で。でも、本を書くとか関係なく、本くらい読まなきゃって思ったことがあって、年に何冊かは読んでいるかな。努力じゃないけど、読むことに慣れたいと思って読んでいます」
――本を書くとき、参考にするために読むこともありますよね?
「それこそ『CAROL』を書いたときはミヒャエル・エンデの作品を読みました。そんな意味では、わりといろんな本を読んでいますね。日本の歴史を描いた『永遠の都』(加賀乙彦)だったり、アルベール・カミュの『ペスト』は、それこそコロナ禍だったから読んで。今と全く同じ状況が昔も起きていて、読んで驚いたね。あとは、SPEEDWAYのディレクターだった大小説家の今野敏さんが本を送ってくれるんですよ。本屋大賞の作品も好きで、けっこう読んでます。はずれがないし、映画にもなっていたな。読んだ本のタイトルは忘れちゃったけど(苦笑)」
――ははは(笑)。
「というわけで、みなさん『電気じかけの予言者たち -再起動編-』をぜひ読んでみてください。よろしくお願いします!!!」
BOOK INFORMATION

発売日:2025年12月1日(月)
定価:3,080円(税込)
CONTENTS
第一章 突然の引退宣言
第二章 3人だけで臨んだFANKS intelligence Days
第三章 40周年に向けて1 DEVOTION
第四章 40周年に向けて2 STAND 3 FINAL
第五章 40周年に向けて3 YONMARU 07 カレンダー
PROFILE: 木根尚登
1957年、東京都生まれ。1983年に小室哲哉、宇都宮隆とTM NETWORKを結成し、翌年アルバム『RAINBOW RAINBOW』でデビュー。TM NETWORKは1987年のシングル“Self Control”“Get Wild”など多数のヒットを生み出した。一方、木根は1980年代から作曲家として活動し、渡辺美里、浅香唯、南野陽子、最近では氷川きよし、SKE48などに楽曲提供を行う。また作家としても1989年に「CAROL」を上梓。40万部を超すヒットとなる。ソロとしては1992年に1stアルバム『Roots of The Tree』を発表。以降、ソロアーティストとしての活動も続け、2025年9月12日はアルバム『中央線』のアナログレコード化を果たし、同日から〈木根尚登弾き語りツアー2025「中央線沿線物語~藤井徹貫に捧ぐ〜」〉を開催。