ディプロとの“Que Que”などが騒がれ、ムーンバートン開拓者の一人として名を確立して以来、EDMの北米侵攻にも呼応しつつエレクトロブーティー・ベースの多様性を拡散してきたLAの怪人が、DJスニークとのアラビックなトゥワーク・アンセム“Get Low”の成果を受けて初のアルバムを投下! トゥイスタの速射を罠にハメる“All That”での幕開けから、持ち前のバカ笑いするようなラフネスは全開。Pitchforkが持ち上げていた“Without You”の青い軽さに傾くこともなく、パニック!アット・ザ・ディスコブレンドンらを迎えた歌モノは、メジャー市場のEDM需要に真顔で応えるキャッチーさだ。マーティン・ギャリックスメジャー・レイザーとの合体も当然ヤバすぎる、超ヘヴィーなブーティー・ポップ盤!