力強くも繊細な歌声で、着実に足跡を残してきたシンガー・ソングライター、4年半ぶりのアルバム。揚揚と歌い上げるタイトル曲などはまさに面目躍如といった歌いっぷりだが、ロッキンな“ハレルヤ”、シティみのあるミディアム“Kiss the sky”、アフタヌーン・テイストのサンバ“Umikaze”、ファンキーな“JAM”など、振り幅あるサウンドに乗った歌声の、微妙なニュアンスの変化がいつにも増して楽しい。スウィンギンな“Dancin'”や、故郷のおばあちゃんを歌うレゲエ・ナンバー“リリンリン”などハッピー・モードの楽曲も然りで、自然と身体が吸い寄せられていく人懐っこさでいっぱい。