まもなく結成12周年! 勢いを増しながら過去最大のステージへ挑む6人が届けた入魂のニュー・アルバムは、その先の色鮮やかな未来へと続いている!

前と上しか向かない

 新体制2年目となる2026年は〈雲外蒼天~ライブシーンから叩き上がる~〉というスローガンを掲げ、2027年1月11日に千葉・幕張メッセ幕張イベントホールで行われる自身最大規模のワンマンに向けて、ライヴを中心に怒涛の活動を展開してきた6人組アイドル、Devil ANTHEM.(以下、デビアン)。その手応えについてメンバーの竹越くるみ、安藤楓、塩崎めいさはこのように振り返る。

竹越くるみ「この1年は去年より全然忙しかったです。私たち以上に周りのスタッフさんたちが幕張に向けてすごく動いてくださって、YouTubeで番組(『デビアン幕張やるってよ!~Road to 1.11幕張~』)を持たせてもらったり、TikTokやショート動画を含めて、とにかく挑戦の1年でした」

安藤楓「ライヴ以外でも、私たちのことを見てくださった方がどうすれば興味を持ってくれるか、みんなで話し合って自分たちの見せ方をすごく考えて。新曲を発表するたびにいろんなショート動画をアップしていたんですけど、特に“儚夏”の歌詞動画は反応が多くて、そこから新しくライヴに来てくれた人もいました」

矢吹寧々
橋本侑芽

塩崎めいさ「私は加入して2年目なんですけど、1年目は同期の(矢吹)寧々ちゃんと恐る恐るライヴをこなしている感じだったのが、いまはたくさんの挑戦と失敗と発見を経て、チームの一員になれたことをすごく感じますし、他のメンバーのことも見えてきた気がします。ちなみに私は常にポジティヴで明るいのが強みで、13日間連続で仕事があった時、1回もネガティヴなことを言わなかった武勇伝があります(笑)」

くるみ「めいさちゃんは無理にポジティヴに振る舞っているわけではなくて、素で楽しく過ごしてくれているので本当に助かっています。メンタルのバランサーですね。デビアンは活動12年目ですけど、2人が新しく入ってくれたことでずっとフレッシュさがあるし、私も気持ちはずっと2~3年目なので(笑)、いい意味で天狗にならず常に全力感があるところがデビアンの良さだと思います」

Devil ANTHEM. 『未来色』 ビクター(2026)

 その全力全開な勢いをさらに加速させるべく届けられたのが、約1年ぶりのニュー・アルバム『未来色』だ。前作『a story beyond』以降に配信され、2026年のライヴを熱く沸かせてきた既発の7曲に、プロデューサーの佐藤海人が作詞した表題曲をはじめとする4つの新曲を加えた全11曲。デビアンの現在を映すと同時に、未来を描き出した一枚になっている。

くるみ「いまのデビアンは幕張を控えているので、ファンの方が〈そこで終わるんじゃないか?〉と想像しがちなんです。だからこそ未来のことを明るく歌う“未来色”を表題に置くことで、デビアンはまだまだ終わらないことをアピールしたのかなって。“ar”や“a story beyond”もそうですけど、やっぱり前と上しか向かないのもデビアンらしさだと思います」

楓「この曲名で〈今を生きるんだ〉と歌っているのがすごく良くて。先のことばかり考えて不安になって、いまを楽しむことができなかった時期があったんですけど、結局はいまを大切に生きることが未来に繋がると思うんです。いまのデビアンのメンバーの心境にすごく合っている気がして、佐藤さんから私たちへのメッセージなのかなと思いました。本人に聞いたら絶対に否定すると思いますけど(笑)」

めいさ「私も〈この瞬間に賭けるんだ 振り返らない 先も見ないんだ〉という歌詞に触れてすごく心が楽になりました。みんな人生を歩んでいるなかで悩むこともあると思うんですけど、そんな人たちにも届けたいです」

くるみ「アイドルになりたての頃はまだ小学生だったし、中学生の頃から自分の歌で人を助けたい気持ちはあったのに、実年齢が追いついていなくて、子どもの戯言みたいに思われてしまうのが悔しかったんです。いまはこの曲みたいにピュアな感情の音楽を等身大でみんなに届けられるのがすごく嬉しいし、泥臭くてがむしゃらな、いちばんかっこいいデビアンの姿を届けていきたいです」

 

安藤楓
竹越くるみ

想像を超える未来へ

 その“未来色”と同じく佐藤海人(作詞)× 慎之甫(作曲・編曲)が手掛けたこの夏のライヴの人気曲“莉時雨”を筆頭に、クリスマス曲ながらも「真夏でも2回に1回はセトリに入っていたくらい例外の曲です(笑)」(くるみ)というハードなデジタル・ポップ“holy night”など、アルバムにはエモーショナルでアッパーな楽曲が多数搭載。もちろんその他にも多彩なカードが揃っている。

くるみ「私は佐々木喫茶さんに提供してもらった“えいきゅーwith you”がイチ押しです! 昔、KOTOさんと対バンしていた頃から佐々木さんの作る曲がずっと好きで、佐藤さんから〈どんな曲を作ればいいと思う?〉と言われた時に提案したら夢が叶いました。それこそ(本作で“Ride on 魅太陽”を提供した)山下智輝さんの曲もnanoCUNEの頃から大好きですし、私はあの頃のロコドルの良さを全員分受け継いで令和に持っていくと決めているんです(笑)。アイドルが歌うトンチキソングの文化も大好きなので、この曲はそれがまた流行った時に勝てるカードになると思います」

めいさ「私のお気に入りは“DUSTY BLUE”。デビアンには珍しい恋愛ソングで、今年3月に配信リリースした“タイムリミット”で大人っぽい歌い方を勉強して、そこからさらにプラスアルファでがんばって歌いました。〈ずっと隣にいたい〉という歌詞の切実さはファンの方にも重ねて歌えますし、女性らしく滑らかだけど激しくて切ないダンスも含めて表現するのが楽しみです」

楓「“儚夏”は静かめで、みんなの声の個性が前面に出る曲なので、表現力が上がったいまの私たちだからこそしっかり聴いてもらえる曲になったと思います。それと新曲の“Are u Ready? Summer!!!”は音源を聴いた瞬間にめいさちゃんと一緒にブチ上がった曲で、すごく平成を感じるんですよね。小さい頃に聴いていた好きな音楽とか青春を思い出したし、夏フェスで盛り上がっている光景が想像できたので嬉しかったです。私も平成の曲が好きなので(笑)」

くるみ「私たちは平成から活動している、いにしえのアイドルだからね(笑)」

塩崎めいさ
水野瞳

 このアルバムを携えた6人は11月より全国ツアー〈Winter Mirage of Sonic〉を開催。11月8日に東京・豊洲PITで行われるフリーライヴを皮切りに年内に6都市7公演を巡り、新年一発目には幕張での結成12周年記念ワンマンに挑戦する。

めいさ「私は〈いまをがんばる〉がテーマです。やるべきことを毎日コツコツ続けていれば形になると思いますし、いまできることを最大限全力でやるというのを幕張まで、そして幕張を越えてもやり続けて、高みをめざしていきたいです」

楓「アルバムのリリースイヴェントやツアーでたくさんの場所に行かせていただくので、全部見逃したくないと思ってもらえるように日々がんばりたいです。同じライヴはひとつもないので、想像を超えるものを届けて、〈まだデビアンの未来を見続けたい〉と思ってもらえるものを見せていきたいです」

くるみ「ツアーの公演ひとつひとつに課題を設けてクリアしていくことで、幕張ではメガ進化した状態を見せたいです。楓ちゃんも私も、10年以上アイドルをやっているので、〈がんばる〉のその先にあるもの、〈青春をかけた〉〈魂を削る〉とはこういうことだというのを感じてほしい。私たちが背負っている人生を幕張まで感じに来てください!」

Devil ANTHEM.の近作。
左から、2024年のベスト盤『Devil ANTHEM. 10th Anniversary Collection The Best Miraculous Trajectory』、2025年作『a story beyond』(共にビクター)

 


LIVE INFORMATION
Devil ANTHEM. 12th Anniversary TOUR 2026「Winter Mirage of Sonic」

2026年11月15日(日)北海道・小樽GOLD STONE
2026年11月22日(日)愛知・名古屋DIAMOND HALL(*女性・ファミリーエリア設置)
2026年11月29日(日)山口・周南RISING HALL
2026年12月6日(日)宮城・仙台darwin
2026年12月19日(土)大阪・GORILLA HALL(*女性・ファミリーエリア設置)
2026年12月30日(月)東京・Spotify O-WEST

―ツアーファイナル―
Devil ANTHEM. 12th Anniversary TOUR 2026 FINAL ONE MAN LIVE Winter Mirage of Sonic

2027年1月11日(月/祝)千葉・幕張メッセ 幕張イベントホール

OFFICIAL HP https://devilanthem.net/