今月のZOKKONディスク1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12!
柳沢あやの(CLOCK & BOTAN)が今年結成した現6人組による待望の初シングル! サウンド・プロデュースを福井シンリが担当していて、ファンキー・ハウス調の90年代っぽい表題曲、儚い美メロとゴリゴリ昇降するベースラインが気持ち良い“妹の恋人”、どっちもグルーヴィーで最高です。
ゆるめるモ!で活動しながらバンドやDJ活動も行っている彼女が2枚目のソロ・シングルを完成しました。フューチャー・ポップな表題曲はRAM RIDERの手によるもので、本人のルーツも窺わせるキャッチーでキラキラなエレクトロ仕立て。ドラムンベースやテクノ作法のカップリングも取り揃えられ、本人の美意識が行き渡ったアートワークも良いです。
トリプルA面シングル×4枚の楽曲を投入した堂々のファースト・アルバム。全部入りなのはともかく、新曲もたっぷり盛りつけた結果は18曲入りの大ヴォリュームです。クラップとホーンが小気味良いファンキー快曲“表面張力 ~Surface Tension~”など、既存曲とかぶらない曲調の多彩さが好ましいです。三浦徳子の詞による“ふりさけみれば…”に感動。
〈BATTEN DANCE MUSIC〉を謳ったニュー・シングルではありますが、EDMなどに方向転換したわけではなく、これまでの音楽性をより突き詰めるべく改めて掲げたテーマなのだそう。KEYTALKの小野武正と組んだスカコアの表題曲、海沿いスカの“スターダスト”など安定してますね!
9月にはUNITでのワンマンも成功させたデビアンから、AI.の脱退とAKIRA.の加入を経た現体制で初のシングルが到着。今回は意外にもプログレ・ハウス~トランス仕立てで、これまで暴れん坊なハードスタイルなどに挑んできただけに、直球の清らかなナンバーに思えてくるのがおもしろいです。
今年で20歳になった彼女が10代ラストの集大成として作り上げたニュー・アルバムでメジャー・デビュー。〈80年代〉をテーマにしたという楽曲群は初作『プラトニックプラネット』(2015年)も手掛けた佐々木喫茶によるもの。もう何が80年代かわからないブツも多い昨今ですが、PWL的な美メロが煌めく“DEAD or kawaii”を筆頭に出来映えは流石です。
〈衝撃のネクストティーンPOP!〉を謳って今年メジャー・デビューした沖縄の実力派7人組が堅調にサード・シングルを発表です。いわゆるアイドル感ともK-Pop風とも違うフィールドを開拓中ですが、今回はまた様変わりして懐かしめのバブルガム・ポップに挑戦。いままでのキレのある魅力はカップリングやリミックスのほうで感じ取れます。
昨年末に山口活性学園から改名した5人組の半年ぶりのシングル。往年の名曲を想起させるまっすぐなロック仕様の表題曲、LOCAL CONNECTのカヴァー“Gold”のどっちも熱い。なお、こちらは〈Gold盤〉で、中身の違う〈Sky盤〉は12月に出るそう。しかしジャケがやまだかつてない!
5人組となった彼女たちがおよそ半年ぶりにリリースするメジャーでのサード・シングル。たくさんありそうで逆に珍しい気もする王道のラヴリーなアイドル・ソングで、聴いてる顔を見られるのは恥ずかしいかもしれません。タイプによって異なるカップリングにもまた別のポップさがあり。
シングルや配信ライヴ盤の時点で評判を呼び、今年に入ってドッと増えた現7人組の初オリジナル・アルバム。本日休演やBjons、FALSETTOSなどインディー・シーンの注目株たちが集まって、ユーモアも含んだ多彩な楽曲を提供した盤石の一枚です。サイケ・シューゲイズ・バンドのshinowaが手掛けたネオアコの“物語はいつも”がやはり好ましいです。
来年の7月14日に5周年を迎える虹コンから、〈5周年プロジェクト〉を晴れやかに彩るべくファン投票の選曲によるベスト盤を投下です。1位を獲得したアノ曲は“やるっきゃない!2018”に新装されてMVも収録。元気な夏曲の数々でお馴染みの彼女たちですが、それだけじゃない7色以上の賑やかさが溢れてます!
アフィリア・サーガを前身として生まれ変わった学院型ガールズ・ヴォーカル・ユニットの、改名後のサード・シングル。ウェットなダンス・ポップの表題曲は志倉千代丸が詞曲を担当し、アニメのEDテーマ“起・承・転・結・序・破・急”は桃井はるこが作詞、という安定の布陣であります!