コールドプレイのフォロワーというイメージを打ち破るセカンド・アルバム。2度の来日によって日本でも知名度を上げたアイルランドの4人組は、相変わらずドラマティックなサウンドの似合うバンドなのだが、シンセ・ビートや聖歌隊のコーラスを用いるなど、アレンジが大胆になったことで曲のヴァラエティーが出てきた。胸を打つ歌の聴かせ方は何通りあってもいい。彼らはもう、ただ美メロを紡ぐだけのグループではない。