美麗なメロディーと叙情的なサウンドスケープで人気のビーシーは、このサード・アルバムでも一分のスキも見せない仕事ぶり。フィリッパ・ハンナの透明度の高い歌唱が麗しい“Morning Starr”、フランクH・カーター3世の伸びやかな歌が染み入る“I Believe”他、ツボを押さえたスムースな作りは鉄壁で、展開に目新しさこそないが、この気持ち良さはそれを補って余りあるほどだ。ヘビロテ必至!