あえて“It G Ma”の話をしなくてもいいと思うんだけども、新たに素晴らしい日韓コラボによるかなり格好良いトラックが登場したので紹介しよう。こちらは、Fla$hBackSJJJ、韓国はJAY PARK & SIMON D主宰=AOMGに所属する若手ラッパーのUGLY DUCK(黒いキャップの人)、来日公演も行うハイ・ライトに所属し“It G Ma”のKEITH APEOKASIAN擁するクルー・THE COHORTの一員でもあるREDDY(白いキャップの人)の3人が顔を揃えた“ASIA”。

プロデュースやミックスはJJJが手掛け、ISSUGIとの共作アルバムも記憶に新しいDJ SCRATCH NICEがスクラッチで参加、タイトル通りアジアンなテイスト薫る音をカットアップして構成されたタイトなトラックはかなりヤバイ! おそらくハイ・ライトの東京公演時(今年8月)に渋谷でシュートされたと思しきミュージック・ビデオは、JJJの映像も担当するxtothexxが監督を務めているとのこと。

同曲はAOMGで本日リリースされたため、日本のiTunesで購入できるまではもうちょっとかかりそう(このタイムラグが……!)だが、ヒップホップに限らず日韓のアーティストが交流する機会が増えている気がする今日この頃、今後もこういうコラボが各所で誕生するといいな。

ちなみに、UGLY DUCKとREDDYを初めて知ったという人のための参考動画も併せてどうぞ!

そもそもAOMGってなんだ?という人は、現在AOMGに所属する面々によるサイファー映像をどうぞ。UGLY DUCKは3人目
 
UGLY DUCKの2015年のシングル“Whatever”
 
REDDYの2014年作『Imaginary Foundation』収録曲“그냥 해 (Just Do It)”
 
REDDYの2013年のシングル“강변살자”
フィーチャーしているのはKID ASH名義時代のKEITH APE。可愛い