デビュー3年目ぐらいまでのキョンキョンは、その多くを筒美京平が手掛けた王道の歌謡曲路線。サウンド的な斬新さはさほど……でしたが、それでもオンリーワンな存在感を放っていたのは、彼女のおきゃんなキャラを活かした歌詞のポップさ。アイドルの本音を軽妙に綴った秋元康作詞“なんてったってアイドル”(85年)などはその象徴