ネプチューンズの尖ったサウンド上に怒声を撒き散らしながらデビューして15年、R&Bのレフト・フィールドを歩んできたケリスがこの4年ぶり6作目で聴かせるのは、デイヴ・シーテックらが手掛けたオーガニックなソウルと、そこに乗る抑制と滋味の効いた歌声だ。かつてメイシー・グレイがいた地平と言えなくもないが、コンサバに落ち着かず、ネナ・チェリー並みのアヴァン道を進むケリスも見たい気が。
ネプチューンズの尖ったサウンド上に怒声を撒き散らしながらデビューして15年、R&Bのレフト・フィールドを歩んできたケリスがこの4年ぶり6作目で聴かせるのは、デイヴ・シーテックらが手掛けたオーガニックなソウルと、そこに乗る抑制と滋味の効いた歌声だ。かつてメイシー・グレイがいた地平と言えなくもないが、コンサバに落ち着かず、ネナ・チェリー並みのアヴァン道を進むケリスも見たい気が。