近年、安藤裕子が楽曲をカヴァーするなど、再評価機運が高い早瀬優香子の4thアルバムが最新のデジタル・リマスターにて復活。12月に一足先に発売された『yes,we're SINGLES』は、早々に在庫がなくなり再プレスという人気ぶり。本作は1988年という時代が大きく影響した音作りで今聴くと懐かしい反面、新鮮に感じる。プロデューサーは早瀬本人と日本を代表するベーシスト水野正敏。参加ミュージシャンは村上“PONTA”秀一や菅沼幸三、カルロス菅野、大徳俊之などジャズ・フィールドの凄腕を起用。程よいニューウェイヴ感とウィスパーボイスが相まって、唯一無二の世界観を創り出している。