〈スウェーデンのM83〉と評される3人組が3年ぶりに2作目を発表。ポリフォニック・スプリーみたいなソフト・サイケも、チャーチズのような清涼エレポップも装備し、〈電子シューゲイザー〉や〈ドリーム・ポップ〉なんて括りから飛び出そうという意気込みが感じられる。曲の合間に顔を出すサックスやギターが作品に躍動感を生んでいて、グループが新たなステージに進みはじめたことをしっかりキャッチできる一枚だ。