まず、可愛い動物たちのファンタジーだと思ったら大間違い…。想像をぐるっと覆す、ずっと深い意味が込められている。人種差別やいじめ、現代社会のあらゆる問題、偏見や固定概念を持つことの恐ろしさなど人間世界にも共通する壮大なテーマが盛り込まれている。それを、人間ではなく動物たちが映画や音楽のパロディなどを混ぜ込みながら面白おかしく上手い具合に表現するからリアルになりすぎずに大人から子供まで幅広い年齢層で楽しむ事ができるのだ。『シュガー・ラッシュ』『アナと雪の女王』の監督が贈る最新作、ディズニー・アニメーション映画55作目となるズートピア。侮るなかれ!!!