ポーランド出身のモシュコフスキと言えば、ショパンのエチュードのような〈聴かせる〉“15の超絶技巧練習曲Op.72”の作曲家として知られています。〈知られざる〉名曲が多いモシュコフスキの作品から、なんと世界初録音となる注目の“ピアノ協奏曲 ロ短調 Op.3”が登場! 50分を超えるモシュコフスキの若き日の大作で、これがロマンティックな美しいメロディに溢れた逸品でした。颯爽と軽やかな雰囲気で若々しい前向きなまばゆいエネルギーに満ちています。そしてモシュコフスキと同時代を生きたポーランドの知られざる作曲家シュルツ=エヴラーの初録音となる “ロシアン・ラプソディ”も素晴らしい佳曲。
『ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.68~モシュコフスキ:ピアノ協奏曲ロ短調』ポーランド出身の作曲家、若き日の大作が世界初録音
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