名古屋で牙を磨いたMCの初ソロ作。その的確なライミングと、各曲で放たれるパンチライン、描かれる世界は彼の生き様そのものだろう。Ryo Kobayakawa（D.R.C.）が作り出すシンプルかつ深く地を這うようなダークな音空間もラップとマッチしている。重たいビートで速射砲のようにスピットする“MAKE MONEY”、Campanellaと日々を綴る“真夜中”ほか、東海エリアからのチェックすべき一枚。