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【Mikikiの歌謡日!】第30回 影山朋子、For Tracy Hyde、Taiko Super Kicks、無礼メン……今週のトキメキ邦楽ソング

【Mikikiの歌謡日!】第30回 影山朋子、For Tracy Hyde、Taiko Super Kicks、無礼メン……今週のトキメキ邦楽ソング

Mikiki編集部のスタッフ4名が〈トキめいた邦楽ソング〉をレコメンドする週刊連載、〈Mikikiの歌謡日!〉。更新は毎週火曜(歌謡)日、新着楽曲を軸にマイブームな音楽を紹介していきます。紹介した楽曲は下記SpotifyとYouTubeのプレイリストにまとめているので、併せてお楽しみください◎ *Mikiki編集部

★〈Mikikiの歌謡日!〉記事一覧

Spotifyのプレイリスト
 
YouTubeのプレイリスト

 


【酒井優考】

無礼メン “脱げぱんつ”

タイトルでサイテーだとか思わずにポチッとしてみてください。〈やっぱりサイテーやんけ!〉か〈サイコーやんけ!〉のどっちかだと思います。

 

Modern Times. “Enough is school odd demo”

7月30日のこのコーナーで紹介した、踊Foot Worksが詞曲を提供したlyrical schoolの楽曲の、踊Foot版デモが公開。クール。

 

Blanc Bunny Bandit “共鳴性白染自由主義”

元・カラスは真っ白のやぎぬまかなが作詞作曲した、KONAMIのメディアミックス企画「バンめし♪」のシーズン2オープニングテーマ。〈絶対サビで転調してキャッチーになる〉〈絶対サビ転調キャッチー〉〈絶サ転キャッ〉ってさんざん予想してたのにその通りのことをやられて〈やられた!〉ってなりました。演奏はMikikiでおなじみの皆様(ギター・qurosawa[POLLYANNA/侍文化]、ベース・大澤伸広[侍文化]、キーボード・飯島快雪[POLLYANNA]、ドラムス・ワタナベタカシ[POLLYANNA/侍文化/meiyo])。やぎぬまさん含めて全員信頼のおける布陣です。

 

【天野龍太郎】

影山朋子 “心変わり”

マリンバ/ビブラフォン奏者にしてシンガー・ソングライターの影山朋子さんが8月にリリースしたファースト・アルバム『光の速度、影の時間』から。彼女のことをちゃんと知ったきっかけは、後期・森は生きているに参加していたから、だったはず(この曲でドラムを叩いているのは、元・森は生きているの増村和彦くん)。影山さんの歌とマリンバの穏やかで軽やかな調べ、そしてほのかなアメリカーナ感に心をつかまれます。

 

Taiko Super Kicks “感性の網目”

2018年11月、7インチ・シングルとしてリリースされた『感性の網目/bones』がストリーミング・サーヴィスでも聴けるようになりました。すばらしい2曲だっただけに、これはうれしい。特にA面の“感性の網目”。東京インディー界いちのリリシスト(このコピーはいま適当に考えました)、伊藤暁里の面目躍如たる詩情に、ぜひ驚かされてください。SNSの息苦しさなど、この曲が持つアクチュアルなテーマについては、暁里くんへのロング・インタヴューで語られています。

 

For Tracy Hyde “Can Little Birds Remember?”

先日リリースされたFor Tracy Hydeのサード・アルバムにして、まちがいなく最高傑作である『New Young City』から。日本語詞にこだわっていたFor Tracy Hydeですが、今回、アメリカ育ちの夏botさんが英語詞に本格的に取り組んだ一曲がこちら。実は、そのことについてはele-kingでのインタヴューで詳しく訊いているので、ご興味がある方は検索して読んでみてください。

 

Tenma Tenma “ショッピングへ”

Tenma TenmaさんのニューEP『WATCHES』から。コンテンポラリーなR&Bに取り組んだ3曲のなかで、特にぐっときたのがこの“ショッピングへ”。〈ショッピング 誰と行く/ショッピング 君と行く時間はそんなにないから〉というラインにTenma Tenmaさんらしいリリシズムが詰まっていると思いませんか?

 

t-Ace “ヘタクソなLove”

TikTokやYouTubeで大人気の〈エロ神〉ことt-Aceの新曲。曲調はラテン・トラップ、リリックはうまくいかない恋愛について。〈ロールスロイスを買わせようとしたり/スウィート オレの名前で抑えたり〉というラインがするっと出てくるあたり、笑っていいのか、これがt-Aceのリアリズムなんだと真面目に受け取ればいいのか……。

 

Campanella “Douglas fir”

Campanella、待望の新曲。Campanellaのヒップホップイズムとは既成のヒップホップイズムを否定することなんだなと、ビギーからジョン・ケージまでを引用するリリックを聴きながら思ったり。圧倒的なライミングとフロウです。坂本龍一の“ZURE”をサンプリングしたRamzaによるビートには、おそろしいほどの緊張感と非現実感が。

 

BUDDHA BRAND “CODEな会話”“PUNCH(仮)”

BUDDHA BRAND、完全復活! 19年ぶりのニュー・アルバム『これがブッダブランド!』を10月30日(水)がリリースされます。というわけで、以前発表されていたアルバム収録予定の新曲を2曲ご紹介。とにかく聴いてみてください。ぶっとばされますので。ちなみに、新作は〈配信はしないから安心してCD買いな!〉とのこと(ご購入はぜひタワーレコードで)。ヤバいっす。

 

吉幾三 “TSUGARU”

〈日本語ラップの始祖が令和に放つ、新しい方言ラップはこれだ!〉。私は歴史家ではないので、吉幾三さんが〈日本語ラップの始祖〉かどうかはちょっと措くとして、このなんともいえないプロダクション/ビートと土着的にすぎるずぶずぶの津軽弁(〈津軽の言葉をなめんじゃねえ!〉)、そしてノヴェルティー感あふれるユーモアには完敗。かっこいい。

 

【田中亮太】

FLATTOP MIX ARCHIVE 005 MAYURASHKA

都内を中心にDJ/オーガナイザーとして精力的に活動を続ける、MAYURASHKAさんが最新DJミックスをドロップ。青山Zeroのレギュラー・イヴェント、FLATTOPに提供したものです。ダーク・ウェイヴな序盤からスタートし、無理にテンションやサイケなムードを変えることなく、なだらかにEBMやプログレッシヴ・ハウスへと移行していく構成は流石の一言。身体はきっちり踊れ、心は異世界に飛ばされ、脳はスッキリ澄みわたるという、ヴェリー・ナイスな65分です。ととのった!

 

【高見香那】

lyrical school “LOVE TOGETHER RAP”

酒井さんも踊Foot提供曲を紹介していた先週リリースのリリスクの新作『BE KIND REWIND』。インタールード含め全編仕上がってますが、なかなかでもこのノーナの名曲(2000年)のラップ・カヴァーは原曲に匹敵するレヴェル。7インチは出ないのかなー?

40周年 プレイリスト
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