60~70年代のウェストコースト・ロックのテイストが滲むサウンドや男女混成のヴォーカルワークで魅せる6人組バンドのファースト・アルバム。ジャム・セッション感のある混沌から晴れ間が覗くように始まる“モーニングレイン”、爽やかな歌とペダル・スティールが交わる“風はざわめき”、軽快かつフォーキーに駆ける“名前のない鳥”など、何度も幸せな気分になれる。日本語ロック創世期への愛もたっぷり。