パウエルが主宰するロンドンのクセが強いエレクトロ/テクノ系レーベル、ダイアゴナルの新作は、ウォールズの片割れとなるアレッシオ・ナタリジアのソロ・プロジェクトの、CDとしては2枚目となるアルバム。ボディー・ミュージックに影響を受けたと思しきマシーナリーなビートにさまざまなサンプル音が飛び交い、硬質なグルーヴで押し切っています。曲によってはクールなヴォーカルを入れてノーウェイヴ的な雰囲気も。