リッチモンドを拠点に活動するシンガー・ソングライター、ルーシー・ダッカスがセカンド・アルバム『Historian』よりリード楽曲“Next Of Kin”を公開した。グリーン・デイの“Redundant”を彷彿とさせる3連のイントロからスタートする同ナンバー。序盤はオールディーズ的な朴訥とした雰囲気も醸しつつ、荒々しいギター・サウンドと細かなドラミングに後押しされながら、コーラス・パートでぐいぐいと温度を上げていく構成がエモい。なお、歌詞のテーマは〈不完全な自分を受け入れること〉とのこと。これには、彼女がパニック発作を起こした経験が影響を及ぼしているようだ。
高く評価された初作『No Burden』(2016年)と同じくマタドールからのリリースとなる『Historian』は、3月2日(金)にリリース予定。“Next Of Kin”以前に“Addictions”“Night Shift”の2曲が公開されているが、いずれも彼女の凛とした歌声が胸に突き刺さる〈名曲〉に仕上がっているので、これらを聴きながらアルバムを楽しみに待ちたい!