前作リリース後に来日も実現したストックホルムの姉妹による3年ぶり4枚目の新作。北欧らしい透明感のあるハーモニーはそのままに、カントリー味たっぷりのペダル・スティールやオルガンを用いて土臭さもプラス。ピーター・バック(R.E.M.)やグレン・コッツェ(ウィルコ)が客演し、ディセンバリスツ仕事で名高いタッカー・マーティンがプロデュース……と、布陣からしてUS市場に照準を合わせたことは明白だ。