主にアコギを弾いて歌う姉妹デュオのデビュー作。オランダの音楽学校を卒業後、ハンブルグに渡って活動を始め、本作のプロデュースも手掛けるスティーヴ・オーチャード(ポール・マッカートニー、コールドプレイほか)に見い出された。ミニマルかつオーガニックな構成ながらもアレンジは綿密。だからこそ、たおやかさと凛としたところのある2人の歌声の魅力が鮮明に伝わる。冬の朝や森がよく似合う、詩情豊かな一枚だ。
スティーヴ・オーチャードに見い出されたアコギで歌う姉妹デュオ、ヨーコの初作はたおやかで凛とした歌声が映える綿密なアレンジが◎
Columbia