ポップかつ官能的なスウェーデン人シンガーによる5作目。しなやかなエレクトロ・サウンドに乗せて、過激で扇情的なエンパワ・リリックを次々投下。ガーション・キングスレイの“Popcorn”やデッド・オア・アライヴの引用でアクセントを付けつつ、同郷ファースト・エイド・キットを迎えたフォーキーな新境地も開拓。〈私は目立ちたがりのアバズレ女〉と歌われる、チャンネル・トレスとの共演が最高に享楽的だ。