OPUS OF THE YEAR 2014
[特集]2014年の100枚+ ~100 ALBUMS YOU MUST BUY~
ゆく年くる年。ゆく音くる音。ゆきゆきて音楽――今年もいい作品は山ほどあったよね!という感慨と共に、この一年も終えることができそうです。でも、新年を清々しく迎えたいなら、これだけは聴くのを忘れちゃダメよ~、ダ(略)
【41】
ネタかマジかわからん角度から直球のアーバン・スタイリストぶりを構築してきたグループのスパイシーな名品は、6人編成による最初で最後のフル・アルバムに。年末にはメジャー入りも発表したばかりで、新年に期待がかかる! *出嶌
【42】
バンギンなトラックにも映える艶やかな歌声で、ゼッドやルディメンタルらの楽曲を彩ってきたUKのコギツネちゃんも、ついにソロ・デビュー。UK産らしいハイブリッドな今様ダンス・ポップは、カイザなどと並べて聴きたい! *北野
【43】
前年に続いて多くの客演をこなし、アウトキャストの再結成ライヴにも登場。マイク・ウィル・メイド・イット製のダーティー・サウスなビートに乗った本作でも、ファレルやカニエら時代の顔が駆け付け、旬の男ぶりを見せつけたね! *山西
【44】
IGGY AZALEA The New Classic Turn First/Hustle Gang/Virgin EMI(2014)
妬まれたり気にされるのは彼女がいろいろ持ってるから。UKのインヴィジブル・メンとUS南部ノリを構築した“Fancy”は、7週連続で全米1位というヒット規模以上に波及した2014年のベスト・ソングのひとつ。 *出嶌
【45】
年末にはフレディ・マーキュリーとのコラボも開陳されたマイケル。優美なグルーヴで調理された“Love Never Felt So Good”をはじめ、幅広い時代の彼を当代のムードの中で踊らせんとしたティンバランドらの采配が光る。 *出嶌
【46】
リリースすれば必ず話題になる人だが、本作もそれに足る問題作。トロピカルなムード歌謡とでも言うべきユルユルの歌が伝えるのは、意志が希薄な現代日本に対する警告。腹話術をフィーチャーした奇妙で長閑なMVも衝撃だった。 *土田
【47】
2014年は新しいジャズの形が盛んに議論されたが、ヒップホップ経由のソウルネスをジャズに注いだ本作がLAビートの中心地から登場したのも象徴的。ロバート・グラスパーや実父のボビー・マクファーリンの名もクレジットに。 *北野
【48】
2014年はバンド形態を取ったボーイズ・グループの台頭が顕著に。その代表が5SOSやこちらの4人組。大合唱系のパワー・ポップは1Dの成功例に倣ったものですが、楽器が弾けて曲も書けるぶん、評論家筋からも高評価!? *山西
【49】
〈移籍第1弾〉〈敵対していたジェイダキスの参加〉など話題も多かった4年ぶりの作品ながら、ヘンに気張らずルーズなラップをズルズル披露――そんな50節が聴けただけで2014年は幸せでした。さあ、次はGユニットの再結成盤だ! *山西
【50】
インディー・フォーク人気を受けて世界進出。〈フジロック〉でも披露された、姉妹の紡ぐ息ぴったりなハーモニーと北欧らしい翳りを帯びた音飾が絶賛され、エルサ&エミリーやリリー&マデリンら女性デュオ・ブームを招くことに。 *山西
bounceの選ぶ2014年の100枚
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