ディセンバリスツのクリス・ファンクがプロデュースを手掛けた4年ぶりの新作。USルーツ音楽に根差したまろやかなサイケ・ポップを基調に、相変わらず調子っぱずれのマルクマス節を堪能することができる。で、同じことをやり続けているように思わせておいて、よく聴くと〈クラウトロックmeetsローリング・ストーンズ〉な雰囲気の“Bike Lane”など新味もチラホラ。キム・ゴードンの客演に往年のファンは何を思う?