こんにちは、TOWER DOORSスタッフです。

TOWER DOORSが注目する新人アーティストにメール・インタビューし、その魅力に迫る企画〈6つの質問〉。これまで〈6つの質問〉に答えてもらったアーティストの楽曲を下の再生リストにまとめています。ぜひ活用してください。

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今回〈6つの質問〉を訊いたのは、“World is Sinmple”を提供してもらったMonkey in Yellowです。

Monkey in Yellowは静岡・浜松出身の清水巌によるソロ・プロジェクトで、現在は東京に拠点を移し活動しています。2019年にはtamao ninomiyaが主宰するレーベル、慕情tracksから『World Shrink Within a Blink』を発表し、PavementのStephen Malkmusを想起させるようなひねくれた彼のポップ・センスは多くのリスナーを魅了しました。

Monkey in Yellowの音楽は一聴してポップですが、随所にエクスペリメンタルな音が散りばめられている点に注目です。インディー・ロックの実験精神と遊び心、そのおもしろさを、いま改めてリスナーに届けているのがMonkey in Yellowというアーティストだと思います。

〈ポップだけど実験的〉な彼の音楽を聴いて個人的に思い出したのは、日本でも馴染み深いSuperorganismや、2019年にUKのリヴァプールから突如現れたChinatown Slalom。そういったユーモラスでサイケデリックな現在進行形インディー・ポップとMonkey in Yellowのサウンドは共振していますし、海外のリスナーからも支持を得るポテンシャルを持っていると感じます。

そんなMonkey In Yellowの魅力に〈6つの質問〉から迫っていきましょう。

 

1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。

「高知生まれ東南アジア育ち、暗そうなやつ大体友達Monkey in Yellowです。かつてやっていたバンドを辞めて〈ああ、もう音楽をやることなんてないのかな〉って思っていたタイミングにサークルの友人がやっていたGi Gi Giraffeという宅録ユニット(今はバンドで活動しています)の音源を聴いたことがきっかけです。〈あ、一人でも、自分の部屋でもこんなにすごい音楽が作れるんだ〉という衝撃を受けて、気がついたらアルバムを出してしまう程どっぷりと宅録にハマってしまいました」

2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?

「強烈に影響を受けているアーティストはThe Beatles、Pavement、Evergreen(We Were Evergreen)です。特にEvergreenのこの曲は僕に色んなことを教えてくれたと思います」

3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?

“World is Simple”

「音楽を作っている人間のする発言ではないのですが、この曲を作るとき〈美しいこと・かっこいいことが前提とされている曲なんてつまらない!〉と思っておりました。つまるところ〈良い曲なんて作りたくない!〉という強い気持ちがこの曲の原点ということになります。

この曲は僕が初めてMonkey in Yellowとして仕上げた曲で以降に作った曲もこの精神が盛り込まれております。後々になって気づいたことなのですが、僕にとって音楽は多分イタズラの代替なんだと思います」

4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?

「今、深い交流があるかどうかは別として、やはり僕を宅録の道に引きずり込んでくれたGi Gi Giraffeでしょうか。最近出た新しいアルバムも新しい発見に溢れていて本当に素敵だと思います。

あと、浜松でお世話になったシンガーソングライターのRyohadanocamisole

熊本のNostolaも注目しております」

5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?

「新しいかどうかと言われると(とても)古いのですが、Cyndi Lauperの『She’s So Unusual』というアルバムです。恥ずかしながら80年代の音楽に抵抗があったのですが、このアルバムの曲はスッと入ってきて見事に心を掴んでいきました」

 

6. ライヴやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。

「やりたいことだらけです。すみません。制作に関して、実は、向こう2つくらいのアルバムは具体的にどんなことをやるのか、どの曲を入れるのかが大体決まっている状態です。ライブに関しては今、東京と浜松でそれぞれメンバーを揃えてゴリゴリのロックバンドスタイルで活動しており、このバンドのどちらかでフジロックのルーキー出たりツアー回ったりしたいです(海外出れないかな……)。あともう一つ欲張ってアコースティックバンドも組んでいつかはIKEAのベッドルームコーナーで演奏したいです」

 

今回TOWER DOORSで紹介した“World is Simple”のライブ映像がYouTubeで公開されています。トイ・ピアノやウクレレを使った楽しげなこの演奏が、もしIKEAのインストア・ライブだったら……と思わず想像してしまいますね。

なおMonkey in Yellowは、2月5日にファースト・アルバム『Tin Pan Chimpanzee』をカセットテープとデジタルでリリースしたばかり。黄色のキュートなカセットはタワーレコード新宿店、梅田大阪マルビル店、静岡店、ららぽーと磐田店、ディスクユニオンなどで購入できるそうなので、ぜひ実物を手に入れてもらいたいです。彼のサウンドはカセットで聴くと、さらに魅力を増すと思います。

 


RELEASE INFORMATION

Monkey in Yellow Tin Pan Chimpanzee 慕情tracks(2020)

 


LIVE INFORMATION
Testcard Records Presents「9:00 Club」​
2020年3月22日(日)東京・西永福 JAM
開場/開演:11:00/11:20
出演:AFOK/Monkey In Yellow
料金:2,400 円(ドリンク代別)
19歳以下:1,000円(ドリンク代別)*要身分証提示
http://jam.rinky.info/event/2020-03-22-2/

SEAPOOL「Kiss The Element」RELEASE TOUR
2020年3月28日(土)静岡 騒弦
開場・開演:17:00/17:30
出演: SEAPOOL/シャンモニカ/asanobrothersrevenge/アドバルーン/Monkey in Yellow/スーベニア
料金:2,000円(ドリンク代別)
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