ジャズを〈暫く置いてきた〉ベテランジャズファン、そして、ジャズに〈いま捉まった〉若手のジャズファン、双方にお薦めの名著が最新の2章を追加して登場した。様々なユニークな論点からジャズを語ってきた村井氏ならではの切り口と、時に音楽理論を駆使した語り口は様々なレベルのジャズファンを魅了し、体の中に新たなる〈ジャズのブルース衝動〉を喚起するだろう。ジャズは進化し続けている。しかも、かなりのスピードで、そのスピード感を楽しむのがジャズを聴くことだと言ったら言い過ぎだろうか? そんなジャズファンへの鉄板の一冊。ロバート・グラスパーに関する書き下ろし追加分は注目となる。
村井康司「現代ジャズのレッスン 1959年から考える」ベテランにも若手にもお薦めの名著が書き下ろしを追加して再登場
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