50代になって初の作品。甘くチャーミングなばかりではなく、季節を鮮やかに感じさせる爽快かつ切ないトーンが冴えたミニ・アルバムで、特に盟友の堀江博久によるプロデュースのもとでおとぎ話とセッションした“夏の終わりのセシルカット”“秋のオリーブ”は新しいパワーを得た喜びに溢れている。〈PEANUTS CAMP〉用に作った“ピーキャン音頭”にもほっこり。秋の風に吹かれながら聴きたい! ジャケットは岡崎京子。