青葉市子 『qp』 張りがありながらも柔らかいギターと繊細かつたおやかな歌声、いずれの純度もめっぽう高い

2018.10.25

緑がかった薄い青白色のハネを持つ蛾、オオミズアオをモチーフとした2年ぶりの新作。ウットリするようなスキャットが聴きものの“テリフリアメ”をはじめ、眺望絶佳な幻想世界を構築する腕はずいぶん上がった印象だ。張りがありながらも柔らかいギターの音色、繊細かつたおやかな歌声の響き、いずれの純度もめっぽう高く、ぼうっと身を浸したくなる。彼女の師である山田庵巳のカヴァーも極上の眠りへ誘う素敵な仕上がり。

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