Salyuのデビュー20周年を記念したトリビュート作品は、長年にわたって仕事をしてきた小林武史や桜井和寿をはじめ、縁のある計18組が参加した豪華盤。アイナ・ジ・エンド、安藤裕子、青葉市子、坂本美雨、Chara、中納良恵、原田郁子、miletといった個性豊かな女性ヴォーカリストたちによる楽曲群は、各々の解釈で新たな命を吹き込みながらもリスペクトを感じさせ、Salyuがいかに稀有な表現者なのかを改めて示してくれる。木村充揮、MONGOL800、槇原敬之ら各々の色で届けるナンバーもまた素晴らしく、さまざまな形で祝福を歌う至極の2枚組だ。初回限定盤のDisc 3にはセルフ・カヴァーを収録。