冲方丁による現代サスペンス小説を、キャストに橋本環奈らを迎えて堤幸彦監督が映画化。その音楽を小林うてなが担当した。ピアノやスティールパンによる静謐な楽曲や、不穏な電子音が蠢くイマジナティヴなサウンドスケープを基調としながら、エグい重低音やトライバルなドラムスが轟くドープなビート・ミュージックも挿み込んでいるのが彼女らしい。ソロ作『VATONSE』の延長線上で楽しめる、多様な音が詰まってます。