ベッドルームのエレクトロニカ~IDMから出発したティコがバンド・スタイルを経由し、この3年ぶりのアルバムでは全8曲中5曲でヴォーカル/歌詞を採り入れて新たなステージへと突入した。そのダイレクトな表現を担ったのはセイント・シナーことハンナ・コットレル。透明度の高い歌声はティコのノスタルジックなメロディーによく映え、彼女の歌を活かした美麗なノンビート曲“Skate”まで披露される。