タワー・オブ・パワー(TOP)の現リードを務めるメンフィスの若きソウル・シンガーによる初ソロ。ソウル回帰を謳うタイトル通り、JB気取りのファンクを筆頭に、ハイ・サウンドの古典となるオーティス・クレイ“Trying To Live My Life Without You”のカヴァーも含めて、ホーンを配した60~70年代サザン・ソウル風の曲を力強いテナーでシャウトを交えて歌う快作だ。TOP風バラードではレニー・ウィリアムスを思わせる瞬間も。