COLUMN

タワー・オブ・パワーがBillboard Liveで来日公演を開催

世界最高峰の伝説的ファンク・バンドを間近で観よう

タワー・オブ・パワーがBillboard Liveで来日公演を開催

世界最高峰のファンク・バンド、 タワー・オブ・パワーがBillboard Liveで来日ライヴを行う。Billboard Live OSAKA公演は11月20日(水)と21日(木)の2日間、Billboard Live TOKYO公演は23日(土・祝)から26日(火)までの4日間開催。

68年の結成以来、2019年現在に至るまで、途切れることなく活動を続けているR&B/ファンク・バンドのタワー・オブ・パワー。テナー・サックス奏者のエミリオ・カスティーヨとバリトン・サックス奏者のスティーヴン“ドク”クプカが中心となって米カリフォルニア州オークランドでバンドを結成し、同地やバークレーでライヴを行っていた。

その後、サンフランシスコへと拠点を移し、70年にデビュー・アルバム『East Bay Grease』を発表。この頃のカスティーヨ、“ドク”クプカ、ディヴィッド・ガリバルディ(ドラムス)といった不動の中核メンバーは、もちろん今回の来日公演にも出演する。

70年作『East Bay Grease』収録曲“Back On The Streets Again”

ワーナー・ブラザーズとの契約を経て発表した72年作『Bump City』で、バンドはさらに飛躍。同作からはソウル・バラード“You're Still A Young Man”がシングル・カットされ、ヒットした。

72年作『Bump City』収録曲“You're Still A Young Man”

バンドが決定的な評価を得たのは、サード・アルバムにしてセルフタイトル作『Tower Of Power』(73年)だ。分厚いホーン・セクションをこれまで以上に打ち出し、当時のリード・ヴォーカリストであるレニー・ウィリアムズが名唱を聴かせる失恋ソング“So Very Hard To Go”がヒット。同作からは、“This Time It's Real”や“What Is Hip?”といった軽快でグル―ヴィーなファンク・ソングも成功を収め、バンドの代表曲となった。

73年作『Tower Of Power』収録曲“So Very Hard To Go”“This Time It's Real”

続く74年作『Back To Oakland』も高い評価を受け、シングルとしてミドル・チューン“Don't Change Horses (In The Middle Of A Stream)”がヒット。日本での人気も高まり、同年来日時には、かまやつひろしの名曲“ゴロワーズを吸ったことがあるかい”(75年)やRCサクセションの傑作『シングル・マン』(76年)に参加するなど、日本の音楽シーンにも重要な足跡を残すこととなる。タワー・オブ・パワーのファンが日本に多いこと、また国内のアーティストとの交流が深いことの背景には、70年代からの長い歴史があるのだ。

74年作『Back To Oakland』収録曲“Don't Change Horses (In The Middle Of A Stream)”

全盛期と言っていい70年代を駆け抜け、80年代に入るとディスコにも挑戦するなど、タワー・オブ・パワーはメンバーを替えながらも精力的な活動を続けている。そんな彼らのホーン・セクションは、その高いミュージシャンシップを買われ、さまざまなアーティストとのコラボレーションを行っている。エルトン・ジョン、リトル・フィート、エアロスミス、ヒューイ・ルイス、TOTO、グレイトフル・デッドといったポップ/ロック・ミュージシャンたちとのジャンルを超えた共演は、他のR&Bバンドにはない特別な魅力だろう。彼らが〈ミュージシャンズ・ミュージシャン〉と呼ばれる所以は、こういったところにある。

タワー・オブ・パワーは2018年、なんと結成50周年を迎えた。これに合わせ、15年ぶりの新曲をフィーチャーしたニュー・アルバム『Soul Side Of Town』を発表。半世紀も活動しているバンドとはまるで思えないフレッシュさとパワフルなグルーヴがクリアな音像で捉えられた傑作で、〈タワー・オブ・パワー、ここにあり〉と印象づける強力なアルバムとなっている。

タワー・オブ・パワーの2018年の〈タイニー・デスク・コンサート〉でのパフォーマンス映像

現在進行形レジェンドの来日公演。今回も分厚いホーンの折り重なりと力強いグルーヴで、オーディエンスのソウルを震わせるはず。彼らの演奏は、ぜひBillboard Liveの親密な空間で間近に体験してほしい。

 


LIVE INFORMATION
タワー・オブ・パワー

2019年11月20日(水)、21日(木)Billboard Live OSAKA
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ 開場20:30/開演21:30
サービスエリア 13,000円/カジュアルエリア 12,000円(1ドリンク付き)
★詳細はこちら

2019年11月23日(土・祝)、24日(日)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場15:30/開演16:30
2ndステージ 開場18:30/開演19:30
サービスエリア 13,000円/カジュアルエリア 12,000円(1ドリンク付き)

2019年11月25日(月)、26日(火)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ 開場20:30/開演21:30
サービスエリア 13,000円/カジュアルエリア 12,000円(1ドリンク付き)
★詳細はこちら

■来日予定メンバー
エミリオ・カスティーヨ(テナー・サックス/バックグラウンド・ヴォーカル/バンド・リーダー)
スティーヴン・ドック・クプカ(バリトン・サックス)
ディヴィッド・ガリバルディ(ドラムス)
ロジャー・スミス(キーボード/バックグラウンド・ヴォーカル)
トム・E・ポリッツァー(テナー・サックス)
アドルフォ・アコスタ(トランペット/フリューゲルホルン)
ジェリー・コーテス(ギター)
サル・クラキオーロ(トランペット)
マーカス・スコット(リード・ヴォーカル)
マーク・ヴァン・ヴァーヘニンゲン(ベース)

関連アーティスト
40周年 プレイリスト
pagetop