キャリア10年を突破しての5作目。グライム出自の〈らしさ〉からドレイク以降のスタイルに移行した昨今のUKらしい雰囲気はいよいよ顕著で、ギグズとのコントラストが効いた“10/10”、タレイ・ライリーの歌を配してゲッツを迎えた“Burn”という強力なコラボを軸に柔軟なメインストリーム感を響かせる。ダンスホールの“Visiting Hours”やバーナ・ボーイとの“All In”などのユルいカリビアン気分がいい感じ。