ニーナ・シモントリビュートライヴ盤も好評だった歌手が初のオリジナル作を発表。ブロードウェイ女優としても活躍しているだけあって、大舞台に映えそうなスケール感と表現力を有した歌いっぷりだ。ネオ・ソウルっぽい冒頭曲、続くヴィンテージ・ソウル調、そしてナイル・ロジャース風のギター・リフが気分をアゲるディスコ曲で序盤を畳み掛けるが、中盤以降のシンディ・ローパーを思わせるポップ・バラードも見事。