日本のR&Bシーンを支える彼の24作目は、前作に続き柿崎洋一郎と呉服隆一がアレンジを担当。キャッチーでドラマティックなサウンドはそのままに、朝日が昇る時間を過ごす〈贅沢〉を綴った“GOOD MORNING”や、がんばりすぎず余裕を持とうと歌う“ALL OR NOTING”など、日々訪れる些細な出来事の重要さや美しさが描かれている。繊細で表現力豊かな歌声も相まって、肩の力を抜いて人生と向き合いたくなる一枚だ。