オール・タイム・ロウ(All Time Low)『Wake Up, Sunshine』ポップ・パンクの初期衝動に立ち返った激キャッチーで熱いナンバー

2020.04.03

超アンセミックな“Some Kind Of Disaster”と“Sleeping In”という鮮烈な先行カットの連弾を前ぶれとして完成された3年ぶりのアルバム。昨年に『Nothing Personal』(2009年)の10周年企画を行ったことも作用したのか、今回は原点回帰を意識して4人で膝を突き合わせて曲作りを進めていったそう。盟友ザック・セルヴィニ(ブリンク182、フィーヴァー333ほか)の息の合ったサポートも得つつ、結果的にはレジェンドらしい安定感や円熟味に寄りかからずポップ・パンクの初期衝動に立ち返った激キャッチーで熱いナンバーがズラリと並ぶ。ブラックベアを迎えた重たいラップ入りの“Monsters”やバンド・カミーノとのブライトな“Favorite Place”というコラボも良いスパイスになった堂々の大傑作だろう。

関連アーティスト
TOWER DOORS