ブライアン・イーノとのコラボレーションで知られ、「第四世界」を標榜した巨匠ジョン・ハッセル。本作は1992年に発表された西アフリカのブルキナファソを代表するグループ、ファラフィナとのコラボレーション、故に当然、アフリカ色の濃い作品になっている。アフロ・パーカッションのトライバルなミニマリズムと微分音を駆使し西洋音階を脱却し浮遊するジョンのトランペット、そして8~90年代のエスノで神秘的なシンセのレイヤーの交感は新たなアンビエントマップを描いた。グローカルなビート×ニューエイジ色の強いアンビエント、それはもう今まさに真価を発揮する音ではないか。