ブライアン・イーノは1978年に「アンビエント・ミュージック」の概念を提唱し、1982年までにシリーズ4作品を発表。その制作の一方で世界中の民族音楽に傾倒していたイーノは、デヴィッド・ボウイとのセッションやトーキング・ヘッズのプロデュース・ワークにおいてワールド・ミュージックのアプローチを取り入れます。今作はその最中である1980年、ライリーやヤングと共にミニマリズムに取り組んだ経歴をもち、インド音楽などにも造詣の深いジョン・ハッセルとのコラボ作品。呪術的なリズム・ループと深遠な音響渦巻く、どこにも存在しない国の民族音楽。長らく廃盤だった幻の超重要作品が遂に復活!