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そんな畠山美由紀が2020年9月16日(水)、初のセルフ・プロデュースによるカヴァー・アルバム『Song Book #1』をリリースする(ライブ会場や公式オンライン・ストアのみでの販売、配信リリースは未定)。畠山がライブで歌い継いできた楽曲の新録カヴァーや、代表曲“わが美しき故郷よ”のセルフ・カヴァーを含む全10曲の本作は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛期間中に一層深まった音楽への愛を形にすべく制作。自宅録音を重ねて、参加メンバーは完全リモートで参加した。

今回Billboard Liveで開催される公演は、その『Song Book #1』のリリースを記念したライブとなる。アルバムに参加しているギタリスト・小池龍平(bonobos/LITTLE TEMPO)とピアニスト・片木希依(jizue)もオンステージする予定だ。先に挙げた“わが美しき故郷よ”から、過去のライブを通して磨き上げてきたカヴァーに至るまで、畠山の歌の魅力を堪能できるひとときになるだろう。

2003年作『Wild and Gentle』収録曲“海が欲しいのに” 小池龍平とのライブ映像

さて、ライブ・パフォーマーとしての畠山の魅力と言えば、曲が内包している繊細な情感を余すことなく伝えられるという点を挙げられるだろう。とはいえ畠山は、いわゆる〈憑依型〉のヴォーカリストではない。彼女は曲の登場人物と一体化することなく、あくまで彼女自身としてそこに立っている。だからこそ、その歌唱にはどこかクールなエレガンスが漂う。

情感豊かさとクールネスの共存。こうした表現者としての特性は自作曲を歌うときより、むしろ提供曲や他アーティストの持ち歌を歌う際に顕著に表れるかもしれない。したがってカヴァー曲主体になることが予想される今回の公演は、それを味わう絶好の機会となるだろう。

あなたもぜひBillboard Liveに足を運び、畠山美由紀の歌が持つ不思議な魅力に触れてみてはいかがだろうか。

またBillboard Liveでは今回の公演に合わせ、『Song Book #1』の限定先行販売を予定しているとのこと。こちらもお見逃しなく!

 


LIVE INFORMATION
畠山美由紀
“Song Book #1” Release Live

2020年9月1日(火)Billboard Live OSAKA
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ 開場20:30/開演21:30
サービスエリア 6,400円/カジュアルエリア 5,400円(1ドリンク付き)
詳細はこちら

2020年9月3日(木)Billboard Live YOKOHAMA
1stステージ 開場17:30/開演18:30
2ndステージ 開場20:30/開演21:30
サービスエリア 6,400円/カジュアルエリア 5,400円(1ドリンク付き)
詳細はこちら

■メンバー
畠山美由紀(ヴォーカル)
小池龍平(ギター)
片木希依(ピアノ)

※本公演は新型コロナウイルス感染症対策用の座席レイアウトを使用し、公演を実施いたします。
※お申込みは1ステージ2名様までとなります。
※ご来場前に必ず「営業再開時の新型コロナウイルス感染症対策について」ページ内の<お客様へご協力のお願い>をご確認ください。
※本公演は映像収録が入る可能性がございます。お客様が映像に映りこむ場合もございますが予めご了承ください。

★新型コロナウイルス感染症対策について

 

RELEASE INFORMATION

畠山美由紀『Song Book #1』
リリース日:2020年9月16日(水)
レーベル:Rambling RECORDS Inc.
価格:3,000円(税別)
TRACKLIST
1. Fields of Gold(スティング)
2. Not going anywhere(ケレン・アン)
3. The water is wide(トラディショナル・ソング)
4. エレーヌのシャンソン(映画「すぎ去りし日の…」より)
5. 宵待草(唱歌)
6. India song(ジャンヌ・モロー)
7. ゴンドラの唄(唱歌)
8. ラスト・ワルツ(日本語訳ヴァージョン)
9. 星めぐりの歌 (唱歌)
10. わが美しき故郷よ(セルフ・カヴァー)
★販売サイトはこちら