リゾやリオン・ブリッジズ、ショーン・メンデスなどに関わるLAの気鋭マルチ奏者が2019年に発表した初アルバムのCD化。本人が弾くエッジの立ったギターをはじめ、ドラム、シンセ、ベースなどが激しくせめぎ合う混沌としたインスト作品で、言うなればヒップホップを通過したプログレッシヴ・ロック〜フュージョンか。豪快かつ高速な表題曲ではテラス・マーティンのサックスを交えてジャズとパンクが交錯する。