世界を旅して自己対話を進めてきた悩める男が4年ぶりの新作を完成。全体が音数の少ないフォーク調の質感で儚くまとめられ、かつてなく親密で率直な心情を見せる。スコット・ハリスやマイク・サバス、ネイト・マーセローらと共同で制作にあたり、パンチ・ブラザーズのクリス・タイルも演奏に参加。ラストにレナード・コーエン“Hallelujah”を歌う繊細な思いを支持したい。