人気占い師〈ラブちゃん〉ことLove Me Doさんが、陰陽五行論に基づいた今月のおすすめMUSICをご紹介します。
PROFILE:Love Me Do
占い師、風水師、占星術家。「当たり過ぎる占い師」として占い界隈で話題の人。12月7日(月)に「願いが叶う月見手帳2021」発売! Twitter▶@lovemedo_uranai
今月は戊子 〈愛されるためにはどうすればいいか〉が2020年最後の月のテーマです!
2020年12月の干支は〈戊子(つちのえのね)〉。〈戊〉は土を表し、土=山と捉えることもできます。山には〈人を集める/誰かにここまで登ってきてほしい/コミュニケーション〉というキーワードがあります。〈子〉は水。先月の〈丁亥(ひのとのい)〉の亥も水を表していましたが、今回は、天からの雨、恵の雨などのイメージが強く、この言葉から、〈子〉には〈愛情を受ける〉という表現が適しています。
今月は〈愛されるためにコミュニケーションをとる/自分からも何かを発信して相手を振り向かせる〉など、〈人から愛情を受けるにはどうすればいいか〉がテーマになります。また、〈子〉には雪を表す一面もあるので、戊子の今月は、〈雪山〉をイメージできるような曲とも相性がいいです。
今月のオススメ楽曲!
●上戸彩 “愛のために。”
タイトルもズバリで、戊子に聴きたい曲No,1!? 〈愛のためにもう一度 今 枯れそうな夢 水をあげよう〉〈愛のために 歩いてゆこう〉〈ただ愛のために。〉など、愛されるために何をすればいいかのヒントがここに。作詞作曲が織田哲郎さんでとても素敵な曲です。
●ミスター・ビッグ(Mr. Big) “To Be With You”
失恋した女性を自分に振り向かせようとする曲。歌詞からは、恋の駆け引きなんかせず、素直に相手とコミュニケーションをとっていく……ということが読み取れるので、相手に愛情を注ぐ感じが伝わり、今月のテーマに合っていますよね。
●Ku-Wa de MOMPE(くわとモンペ) “Stranger to the city”
山というキーワードから、とんねるずの石橋貴明さんと演出家のマッコイ斉藤さんのユニット曲にも注目。これはマッコイさんの故郷・山形県を歌った曲で、まさに〈山だらけ〉の曲(笑)。貴さんはマッコイさんと2020年にYouTubeを始めて、今年グングン運気が上がっている方です。運を持っている人の曲を聴くと自らの運気アップにも繋がります。
●PRINCESS PRINCESS “DING DONG”
鈴の音のイントロを聴くと、サンタクロース、雪などが思い浮かび、歌詞にも雪のフレーズが登場する冬歌。ポップなメロディと岸谷(奥居)香さんのパワフルな歌声で元気になる曲。失恋ソングなんだけど楽曲の持つポップさに、〈失恋しても愛を忘れないで〉というメッセージが込められているように感じ取れます。
●高野寛 “虹の都へ”
ミズノのスキーウェアのCMソングに起用された高野寛さんのフォース・シングル。〈君と僕はいつでもここで会っているのさ 太陽しか知らない 二人だけの秘密〉というフレーズから、〈太陽が隠された空間で二人だけの秘密が作れる場所〉を雪山に例えることができます。この曲自体が冬のイメージですし、戊子の12月に聴いてみたい1曲です。
今月のワンポイント! 人にも自分にも愛情を注げないときは……
山、雪などのキーワードから、〈冷たい/孤高/孤独〉などの寂しい一面も併せ持つ戊子。愛情いっぱいの曲に向き合う気分ではないときは、〈手に入らない愛もある/愛をも犠牲にする〉というような曲を聴くほうがしっくりくるかもしれません。
●飯島真理 “愛・おぼえていますか”
宇宙での戦いを描いた物語に恋愛要素も盛り込まれたテレビアニメの劇場版「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」の主題歌。飯島真理さんが作品の中で声優を務めたアイドル歌手リン・ミンメイ。最終的に彼女は愛より歌を選択し、そのことから〈愛は時には孤独〉ということを感じさせられます。映画を見ながら歌詞を読み解き飯島真理さんの歌声を聴くと、より一層胸に響くものがあります。